撮影者:入鹿
撮影場所:白谷雲水峡
File:360x480,PNG-8bit,153kb
屋久島の屋久杉です。
SO505iの解像度以前に発色が悪いだとか、そもそも1.3MPixel以前にやることがあるだろうとか、色々と分かった。
せっかく屋久島くんだりまで行って、SO505iではどーしようもないという教訓を得た。
まぁ、そんな事はどうでも良い。
屋久島と言えば屋久杉だが、縄文杉以外の杉をキチンと見てる人はいるか?
というかさ、時間が無くてウィルソン株はおろか屋久杉や宮之浦にも登れなかっただけだけどね。
それにしても・・・亜熱帯と温帯の間に位置する降水量の多い微妙な島・・・屋久島であるが故の風景。
この微妙な森というのは非常に面白い。
何というか、熱帯系の森の強さというか呪縛が感じられないが、一方で湿潤過ぎる気候と土地。
なんというか温帯系の森っぽいのだが、苔の異様な発達具合が異彩を放つ感じか。
さて、森というと癒しだなんだと妙な付加価値を主張する輩が居るが、私はそんな事はどうでもいい。
この森の特徴を言うならば、そこに在り続ける、という印象だ。
静かな圧力と言い換えてもよい。
人を拒む強さとかでは無い、人を置き去りにする存在感といったところだ。
しかし、これほどに違う時間というものを見せつけられたのは久しぶりだ。
困った事に、昔の衝動が沸々とよみがえりはじめてしまった事・・・。
ああ、人は非日常という異世界を求めるイキモノなのだ。