撮影者：入鹿
撮影場所：戸隠神社奥社
File：360x480,PNG-8bit,153kb

　戸隠神社の奥社へ向かう杉並木です。
例によって持ってたのがSO505iという事で、ろくな画像じゃありません。
嘘偽り無く多忙な毎日のなか、休養日と決めた週末ゆっくり寝ようと思った時に限ってろくな理由もなく来訪者有り。
前日に「10時にはそっち着くから」と連絡を寄こし、22時にやってきた傍迷惑な男が同行者である。

　実を言うと、現在進行形のプロジェクトが始まった直後に来ているのだが2km先というのが怠くて退散した経緯がある。
だからと言って、なにも厳冬期と言っていい今やりなおすこたぁねぇだろう？なタイミングだ。
というか、前回止めた理由は別に運動不足で寝不足でダルかったというよりは人が多かったという点。
せっかく自然の中に入って来たというのに、まわりが人だらけというのはいただけない。
自然、自然とか言っても神社である以上は・・・とかは言わないでくれ。
とにかく儀式的とまではいかないが、堪能するという行為に孤独は必要なのだ。
まぁ、そうこう言った所で今回は同行者がいたからどうにもならへんけどな。

　さて、この杉並木だが日光の杉並木とかとは比べてはいけない。
なんせ、徳川家の庇護にあった戸隠神社でかつ江戸期に植樹された杉並木なのだから。
乱暴な言い方であるが、杉並木に関しては日光と同根という訳だ。
ご多分な例に漏れず、この戸隠神社も明治の神仏分離で神社にならざるを得なかったクチだ。
分離前は天台宗系の寺院もやってたらしい。
これをHALに言わせると「純度が低くてキモチワルイ」となるのだが、俺はあまり頓着しない。
純然たる観光地であるが積雪期ということもあり、休日にもかかわらず行き交った観光客は２人だけだ。
パンフにも載らない路傍の神社よろしく参拝できたのを喜ぼう。