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過去の日記



[行間を読め!]

Dec.1,1999 (Wed)

 この日、やっと更新を再開し出した。しばらくインターネット環境から離れていた間に、メールが色々届いていた。
多くが、どこぞのソフトや懸賞の申し込み時にうっかりメアドを書いてしまった事に起因する、ダイレクトメールの類だ・・・。

 そんな中に、友人の一人からのメールに『某月某日何行目誤植!』という甚だ寒い内容のメールがあった。
本来ならば、「Re:ありがとう」という名のSubjectを送るべきなのだが面倒なので送っていない。
では、ここで紙面を借りまして・・・などという事もやるつもりはない。
ついでに言うなら、直すつもりはこれっぽっちも無い。なんと非道い扱いか?!

 友人三号(仮名)さん、指摘したところで日記ですから直すつもりはございません。
いちいち直していると、文法がおかしいとか言われ始めますし、何よりめんどくさいじゃないですか♪
それよりも、トップページとかメインの読み物とかの、激しく恥ずかしい間違いはいくらでも受け付けますよ。

 などと、結局書いてしまっている。
要は、『余計なお世話だ』と言いたいのだが、それではあまりに角が立つって事です。
って書いて置いて言うことでも無いな。
多分友人三号(仮名)を怒らせたに違いない。
どんなメールが来るのか、かえって楽しみでもある。
(冗談だって(^_^;)


Dec.2,1999 (Thu)

囲む鍋

 今日は久しぶりに、友人達と鍋を囲み酒を飲んだ。
特に何があったかと言うと、サークルの同期の男がようやく帰ったからである。
しばらくチベットの方へ行っていていたが、肝炎を患って急遽日本に帰って入院したのであった。
退院後、しばらくしてからやっと実家から砂上の楼閣県へ来たのだ。

 久しぶりに会い、積もる話も・・・というか「連絡ぐらいまともにしやがれ!」と言いたかったのだが、どうも郵便の方が事故か何かで届かなかった様だ。
一応私宛に連絡は寄こしたそうだが・・・。
一応こいつを含めた連中の旅に、餞別程度ながら私は出資していたので文句を言ってしかるべきなのだが。
届かなかったものは仕方がない。
取りあえず旅の話をつまみに、しばらく飲んだ。


Dec.3,1999 (Fri)

年賀状

 ニュースでちらと耳にした事だが、インクジェットプリンタに対応した年賀状がやたら売れているらしい。
というか、当初用意した分がとっとと品切れになってしまって、もう手に入らない状態らしい。
(砂上の楼閣県限定)

 昔は、年賀状等というものを書いた覚えがある。
最近はさっぱりだが・・・。
とにかく筆無精な私は、わざわざ年賀状等というモノを出すことにやたら懐疑的でもあるし・・・。

 そういえば、昔こんな年賀状を書いた。
とりあえず相手の住所を書き、裏面には小さく『あぶり出し』としか書かない。
そう、これだけである。
相手がまともに取り合って、火にかざしたところで、何も出てこない。
後日会うことがあって、「どうした事か?」と問われれば、「書き忘れた分だろう」ととぼける。
私にとっては、いちいち住所を書くことすら苦痛であるのに、わざわざ何らかの挨拶を書く気にもならない。
ちなみに三人に一人ぐらいは火で焙ってみたようだ。

 さらにいえばこういうモノもあった。
『賀正』と裏面に大書きするだけである。
こうすれば、その年の干支や年号といった細かい事を気にしなくて済む。
縁は薄いものの、とりあえずは出さなければならない相手には有効だ。

 もう一つあったのは、『裏面一杯に問題を書く』というモノだ。
これは、受験前の憂さ晴らしに利用した。
なるべく難しそうな問題を選び、これくらい解けなきゃ落ちるのでは?といった意味合いのコメントを添えて出す。
これは効果があった。
「元旦からイヤな事を思いださせるな」と、すこぶる評判だったのだ。

 こうして考えると、やたらとイヤな人物という事になってしまうが、それでも嫌われなかったのは、私の人徳の賜というものだ(笑)。
というか、いい加減この環境問題に逆行するような国民行事を何とかしやがれと言いたい。


Dec.4,1999 (Sat)

 先日、友人より陵辱系のゲームを貸してもらった。
取りあえず暇つぶしになるのでやってみた。
面白かった。
終わり。・・・・・・・詳しく書けって?!この日記は女性も読んでるんだぞ(-_-;)そうそう書けるか!

 どうも色々な法改正(改悪ともいう)の煽りが、ゲーム業界にも波及しそうな昨今、この手の陵辱系のゲームは生き残るのであろうか?単純に考えて生き残るであろう。
出てくるキャラクターがたとえ幼く見えても、無理矢理『このキャラは小学生の様に見えても実は高校を卒業しています』とすれば良いからだ。
このようなバカな事がまかり通るのか?と言うと、十分通ってしまうのが日本という社会である。

 表現の自由をよくはき違えられる日本では、需要があれば出てこないモノは無い。
メジャー化していないがために、猥褻図画販売で捕まって無いものが結構あるものだ。
この手の取り締まりは、青少年の教育に悪いというのが主な理由だが、本当にそうなのだろうか?


Dec.5,1999 (Sun)

愛とは?

 昨日の日記は問いかけで終わっている。
続きを書くのが億劫になってしまったからだ。
色々言いたいことは山ほどあるが、甚だまとまりを欠くのでまたの機会にする。

 夢を見た・・・(黒澤に非ず)。
 さあ、夢の内容を話してみたまえ、きっと君の記憶に元があるはずだ。
 嗜癖行動・・・アルコール中毒や仕事中毒がその良い例である。
嗜好の範囲を通り越して、中毒症となってしまう事である。
何かに依存する事によって、精神を保とうとするのだ。
このような状態にある人間が、人の親である場合その子供は不幸である。
彼らは、既に依存するものがあるために、家族に愛を注がない事が多々ある。
よって、このような環境下にある子供は愛に飢えるのである。
日本人の感覚として、愛を注ぐというのは分かりにくいモノであるが、たかだか「子供に構う」という行動すら愛の一端であるのだが、それに気づかない人間は多い。

 いわゆる日本のミュージシャンの多くが共犯者として築き上げた、恋愛至上主義教とも言うべき現状は異常である。
海外、特に欧米の音楽を基に築かれたために、空洞化した愛という言葉が氾濫してしまっているのである。
日本人に、額面通りの”愛”というモノが通じているとは思えない。
音楽に国境は無いのは事実であるが、直訳に等しい”愛”という言葉を無条件に受け入れている現状は間違っている。
 愛こそが全てを救う・・・たかが電子情報のテキストであっても、書くのを憚れるような恥ずかしい言葉である。
普通の日本人であれば、これが当たり前である。
言葉は無くとも通ずる・・・沈黙は美徳、それが日本の文化であったのでは無いのか?

 本能による愛と、理性による愛。愛には変わりは無いが、これが表していると思う。
自由主義という名の哲学無き現代、空洞化した愛の氾濫にあなたはどう思うのか?

 などという文章をいきなり載せた所で、私のサイトの訪問者は多分ディスプレイの前で、「何やってんだコイツ?」や「どう落とすんだ?おい」等と思っているだろう。
しかし、それは違うぞ。
私だって愛について語ることだってあるんだ!
私は真実の愛無き現代を憂いているのだ・・・・・・・なんて事考えている訳無いよコンチクショウ!
ああ、その通りだよ、適当に駄文を綴ってるだけだよ。

 人の精神が、物理的な電子情報に置き換えられるなんて考えている人間が、愛について語るわけが無いだろうがっ!


Dec.6,1999 (Mon)

続・愛とは?

 さて、昨日は愛について語るはずが・・・途中で飽きて落としてしまった(嘘)

 今日こそは、愛について真剣に語りあかしたいと思う(大嘘)

 ぶっちゃけた話であるが、私は恋愛に対して今のところ淡泊である。
別に性的刺激が氾濫している現代だからという理由では無い。
生い立ちや環境のせいで、精神的な欠損を生じている訳でもない。
ただ単に好みの子が周りに居ないという、やたら現実的かつ切実な問題にある。

 思えば私のストライクゾーンが狭いせいなのだろう(現実には大男であるからして、やたらと広いのだが・・・)。
おっと、ストライクゾーンが狭いからといって、青少年保護条例に真っ向から対抗する様な好みでは無い。
誤解を招く前に、釘を刺しておくからな。
話の流れからいって、ここらで好みのタイプを書く辺りではある・・・誰が書くか!

 寒い季節になると、やたらと添い寝してくれる女の子が欲しくなる。
これは以前、冬場にページを更新した際に、募集した事があるから憶えている方もいるだろう。
実際問題、暖房の無い私の部屋は寒い。
とにかく寒い。
帰ると、とっとと布団に入ってしまうのが殆どである。
で、改めて今年も募集しよう。

 『季節労働者募集!業務内容;添い寝、条件;若い女性に限る・面接有り、給与;現物(愛)』

 うむ、まるで”ぴちがい”の所行だ。
これだけで終わるとアレなので、なんか続きそうな内容を書こう。
 忘れられない女(ひと)がいる・・・と、書くとやたらと意味深であるが、それほど期待に応えられるものではない。
以前につきあった女性の話になるのだが・・・色んな意味で忘れられないのである。
その理由を端的に話そう。
この私が、散々振り回されただけだったのだ。
 リアル(現実)の私を知る人であれば、それが私にとってどれほどの屈辱かは解るであろう?
人と人との関係である以上、イニシアチブを取らなければ気が済まない私である。
振り回される事など、もってのほかだ。
別にこれは、相手にイニシアチブを取られたという意味では無い。
イニシアチブを取る以前の問題だったのだ。
天然ボケとでも言おうか・・・まるっきり相手にならなかった。
話術・・・というほど高級でもない、舌先三寸が通じなかったりするわけだ。
あげく、一方的な終わりを迎え、私的には「何がなんだか」な状態だった。
私はこの屈辱を忘れない・・・。

 以上は全くの嘘っぱちな私の過去である。
ある場所は本当で、ある場所は嘘である。
正確に言い当てた人には、何かあげよう。
〆切は日本時間の十二月十日。


Dec.7,1999 (Tue)

爺の幻想・・・大学とは?

 大学生の在り方を問う。
などという触れ込みで、読売などの記事が取り上げられた。
「教養大学を設置しろ」等という事が載っている。

 TVのニュースの中で取り上げられたので、きっちり記事を読んだわけでは無い。
それよりも、それにコメントした解説員の言葉が気に入らない「大学生だったらやっぱりカントぐらいは囓ってなければダメだ」などと曰う。
だから文系出身の連中は気にくわない。
大学と言えば、アカデミックな響きのある思想家や哲学者を知らなければならない等と本気で言っているのか?だとしたら解説員はバカと断定して良い。
第一、日本の大学の在り方なんて、根本から直さなければどうにもならない。
それにやたらと難解な哲学書や思想書がもてはやらされるのは、それこそナンセンスというものだ。

 欧米を例に取ってみよう。
あちらには、博士号は哲学と医学しかない。
あまりこの手の事を知らない方にとってみれば、文系は何となく解るけど・・・理学は?工学は?となるであろう。
 しかし、サイエンスを突き詰めると哲学になってしまうのだ。
これは説明し出すと長いが、結構一般的な事であるので省略する。
日本だって、サイエンスの先端を行っている人はいるのだから、それがいかに哲学などが重要になるかという所を宣伝させればよい。
「教養大学を設置しろ」等と喚く連中は、結局大学生がやたらと小難しい話をしているところを見たいだけなのである。

 アレだ、子供が机に向かっていれば勉強していると思いこむ親と同じレベルである。

 入試方法を変えることしか能が無い文部省にとっても、不毛な提案でしか無い。
それに、ホントに憂いているなら、私財なげうって私立大学でも創設したらどうだ?
それなりの蓄財ぐらいしているんでしょ?
旧制高校出身者会さん?
輪の外から文句を言うだけならガキにだってできるさ。


Dec.8,1999 (Wed)

 とあるゲームに関して、感想を書いて製作会社で働いている知り合いに送った。
そして、シナリオ担当者に直接見せてくれて、そのレスポンスが返ってきた。
なんか面白いと感じた。

 いや、インターネットの普及している昨今、パソゲーなら大抵ベンダーの方がホームページを開いている。
だから、直接シナリオ担当者にメールを送ることなど訳無いのだが、何となく間接というのが良い(笑)

 さて、今週のテーマは『愛』である(嘘)。
昨日はとあるニュースを見て、狂犬の如きの噛み付きをやってしまったが、今週のテーマはあくまで『愛』である(大嘘)・・・同じネタは使うなって?

 タバコの税金が、一本あたり二円ほど上乗せされる可能性があるそうだ。
喫煙者・・・いや愛煙家の社会地位が下落したからといって、非道すぎやしねーか?税収が下落する一方で、予算の確保が困難なのは解る。
しかし、既に言われ無き『国鉄の尻拭い』を愛煙家に押しつけておきながら、たった一年でさらなる値上げの話が出るというのは、どういうことだ?(-_-;)

 いい加減にしやがれ!

 喫煙という行為が、今の時代に逆行するのはわかるが、必要以上に負担をかけるんじゃ無い。
 一応決定では無いのだが、何となく決まってしまうような気がする。
なんせ、あのアメリカでも政府が製造業者を訴える事すらやっている現状だ。
何が起こった所で不思議ではない。
それに・・・アメリカと同じく、現在の政府関係者(特に官僚)は非喫煙家または嫌煙家が多いだろうからな。
日本でも喫煙家が出世できない時代がやってきたのだと思う。

 さて、海の向こうの星のいっぱいある国のお話になるが、かの国での出世におけるタブーが3つあるのをご存じだろうか?一般に、喫煙・肥満・離婚と言われている。
かなり偏見に基づく話のようであるが、一面の事実である。
つまり実際に権力を握る連中がこうである以上、あのバカみたいな訴訟が引き起こされたという事だ。
 噛み付くネタは尽きない世だ・・・まぁ、ワイドショーに比べればまだまともだとは思う。


Dec.9,1999 (Thu)

ジョー・ブラックをよろし

 『ジョー・ブラックをよろしく』が既に一週間レンタルになっていたので、何となく借りて観た。
アンソニー・ホプキンスとブラッド・ピットが出演している映画である。

 何となく俳優だけで借りるようなタイプとも言えなくも無いが、「セント オブ ア ウーマン」と監督が同じだったので借りたのだった。
まあ、アクション映画の類では無いので、静かに観ていたのだが・・・長げぇ・・・(-_-;)
 何となく、新作紹介とかが無くいきなり始まったので「もしや?」とは思っていたが、三時間もありやがった。
「セント〜」は好きだったので、それなり期待はしていたが・・・三時間も使う内容かなぁ?
まあ、詳しくはそのうち『俺娯楽』にアップするのでそちらを参照されたし。


Dec.10,1999 (Fri)

丼勘定を棚に上げないで頂きたい(怒)

 先日書いた、「タバコ一本あたり二円の税金上乗せ案」は、自民党の亀井政調会長の独断に等しいと取り上げられている。
議員の所属する自民党内部からの突き上げも厳しい様だ。

 亀井静香さま・・・消費税を引き上げると、全国民がやたらと敏感に反応するモノだから、今度はタバコですか?
喫煙者の社会地位がやたらと下落している昨今、「これなら行ける」等と甘い期待を持ったのですか?
増税するなら、誰でもできる・・・まさしく凡人の所行だとあなたは自覚していますか?

 〜某悪殿様Bの例〜

「なにぃ?蔵が空っぽだとぉ?年貢じゃ!年貢を上げよ!農民(一般人)は絞れば絞る程良いのじゃ、ゴマの油と同じじゃい♪」

 ねぇ?この頭の悪い殿様の所行と、いったい何処が変わるというのですか?
それに、現行法のまんま税率を上げると地方の取り分が多いもんだから、それも変えるそうですね。
いやはや、あなたには負けますよ・・・。
「国を思えば・・・」等と言ったところで、無駄無意味だらけの政策を見せられては、全然説得力は無いですよ?
 国会議員は、たかが税金の集配システムの代理人でしか無いのです。
自分の無駄遣いを棚に上げて、小遣いせびる様な子供に対する処遇で扱うべきだ。


Dec.11,1999 (Sat)

 今日は、キャンパス駅伝である。
だからといって、私が参加する訳ではない。
学部生のときは、部で参加していたが、さすがに引退後は面倒くさくて参加していない。
ちなみに、私の部の先輩は、獣医学部で博士課程を含め十年間大学にいて、しかも十年連続参加した。
学生の参加年数の最長記録保持者である。十年目には、大会本部から表彰までされていた。
 ご苦労様です。

 キャンパス駅伝が終わったら、恒例の探検部の幹部交代式である。
一応部員全員の投票によって決められるが、私は今の現役の連中を良く知らないので辞退した。
単なる遅刻だと言うヤツが居るかも知れないが、これは投票を避けようと思ってわざと遅れていったのだ。

 幹部交代式などと言っても、次の幹部を決定した後は当然飲みな訳で・・・。
座をざっと見渡して思うのは、六年も大学に居ると年上が居なくなるということだ。
誰も彼も、みんな年下で、在学の最年長になってしまっている。
今年は、辛うじて同期の人間が居るが、来年は私が在学部員名簿のトップを飾ることになる。
何せ小学校より長く大学に通うなど、私も親も思いはしなかっただろうて・・・。


Dec.12,1999 (Sun)

 昨日の飲みのせいか、昼過ぎまで寝てしまう・・・。

 今日は今日とて、Age of Empiersである。
 ちなみに今日の気分はカエサルか曹操だね。

『Age of Empiers日記』#1

 特大サイズのマップを用い、勝利条件はもちろん”征服”!
 資源はちゃちな戦いはしたくないので多めに設定。
 しかる後に、私は帝國を建国すべくゲームを始めた・・・。

  〜黎明期〜

 物資の生産が延びない・・・しょうが無いので、他国の領地を侵しながら物資をかすめ取る事を試みる。
順調に物資をかき集め、自国の開発を程々に抑えて国力の保持につとめる。
泥棒の如きに物資をかすめ取りながら、橋頭堡として兵器の生産などを行う。
しかる後に、この隣国Bの辺境をかすめ取る事を画策していた。

 〜航海時代〜

 他国の物資をかすめ取る事に心を尽くしていた我が帝國は、必要以上の開発を行わなかった結果、機動力にて隣国A・Bに遅れをとる。
ガレー船の開発に成功した諸隣国は、この新兵器を用いて、我が帝國が確保した資源豊かな辺境を襲ったのだ。結果、惨敗に終わる。
 我が帝國は、防塁を築き、監視塔を建て、適当に兵を配置し、完全なる守りの構えだったが、まさかこの防衛ラインギリギリを通過し、自国側から隣国Bに攻撃を仕掛けられるとは思わなかった。

 〜天下三分の計〜

 辺境を取り戻されたからといって、私にそれほどの損害があるか?と言ったら、それほどでもない。
確かに、辺境駐屯隊のその全てを失ったが、だからといって国力への影響はさほどでもない。
何せ、未開発の資源がまんま国内に残っているのだから。
それに、旧態然とした辺境軍はいい人口調整になったとも言えなくもない。
発展の遅れた隣国Cは、隣国Bに破壊・征服されいよいよ持って『天下三分』となってきたのだ。
(この辺りが何となく赤壁の魏を思うね)

 〜殲滅戦〜

 「ローマはカルタゴを許さなかった・・・」では無いが、国力は充実し、しかも未だに右肩上がりの成長を続けている。
そんな中で有り余る、資材と金を投じてテクノロジーを極限まで開発する。
新兵器群を生産し、編成し、輸送船に乗せて送り出した。
目指すは隣国Aである。
連射の利く、射撃武器を八台一組で二隊編成し攻め込んだ。
もう、効く効く・・・敵が近づく前に連射で倒してしまうのだ。
この編成で攻め込まれてしまっては、そうそう勝てないのだ。

 そして、隣国Bである。此処の本拠地は細長く、マップエンドを背に海に隣接している。
「カルタゴだカルタゴ・・・」と呟きながら、ガレー船を更にパワーアップした戦艦十隻による海上投石を行った。
着弾するまで連射が利かないのが欠点だが、巨石十個を一度に投石されたら、どんな建造物もひとたまりもないものだ。
まさしく、「街が燃えている・・・」ってな状態。
ローマはカルタゴを許さなかったが、欲に目が眩んでる所は、どっちかってぇと私か(笑)

 こうして、我が帝國により世界は平定されたのだった・・・勝利っ!


Dec.13,1999 (Mon)

人は逃避する生き物である

 そんなに新しいゲームでは無いのだが、何故かしばらく前からAge of Empiersにはまっている。
いや、学会の発表論旨もそこそこに、こんなモノにうつつを抜かしている場合では無いのだが。
逆に言えば、そう”だから”とも言える。

  『人は逃避する生き物である 』〜1999 S.入鹿〜

 等とアホな事を言っている間にも時間は過ぎ、〆切が近づいている。
ああ、こういう状況になると、途端に”空白恐怖症”になるんだよな。
なんか原稿が、やけに白かったりすると不安になりませんか?


Dec.14,1999 (Tue)

 本日、ThinkPadのトラックポイントのカバー(赤いポッチね)を交換した。
約一年間で、3つ消費した事になる。かなり擦り切れた状態が長かったので、もしかしたら四つは使っていたかも知れない。
購入時に本体にひとつ付いていた分と、交換の予備が2つ付いてきていた。
今回3つ目を使うということで、予備が無くなってしまう。
メーカーから取り寄せないと・・・ってぇか、店頭で売ってないんだよなぁ。
IBMの専門店というか、代理店であれば売ってるんだろうけどなぁ。
次に交換するのは春になるだろうけど、やっぱりこういうモノは、手元に置いておきたいからね。

 トラックポイントは長時間使えないとか言ったヤツが居るが、それはハッキリ言って”慣れ”だ。
特に使い始めは、やたらと力をかけてしまうからそうなるのだ。
それと、擦り切れたポイントは力を入れないと使えないので、これまた疲れてしまう。
理想を言えば、三ヶ月に一回は交換したい所である。


Dec.19,1999 (Sun)

脳天気番長椎茸を栽培する

 京都まで観劇ツアー・・・午後二時に砂上の楼閣県を発し、上演ギリギリに会場へ到着する。
今回観に行ったのは、劇団衛星十二月興業『脳天気番長椎茸を栽培する』である。
コレは脳天気番長シリーズの第三作にあたるモノだ。私はちょうど去年の今頃、第二作『脳天気番長出馬する』を観て演劇に興味を持つようになった。
それ以来、機会があれば観劇をするようにしていたのだ。

 今回の日程は厳しかった。
本来なら、広島三悪人の一人である伊亜も一緒に行くはずだったのだが、しばらく前に「行けそうも無いわ」と連絡してきていた。
それに足となるHALも、修論に入っているために「行けるかどうか分からない」等と言っていたので、ほぼ諦めていたのだ。

ところが、だ。
前日になって、いきなりHALが「行こう」と言い、とにかく観劇のためだけに京都に赴く事となったのだ。
 今回は良かった・・・奥田ワレタさん(女優)が、何てったってビキニで出てくるんだもの(^_^;)
なんてぇか・・・この人脱ぐと凄いねぇ・・・。
いっ、いや別にコレが楽しみ云々って訳では無い。
行ってみたら、こんな事が在ったって程度である。
とにかく、十分笑わせて貰った。
初めて観劇したときのインパクトから言ったら、今後どんな演劇を観たところであれほどの感動?
の様なモノは無いだろうが、期待をそれほど裏切られる事もない。
とにかく、ハイペースな興業の割に、観客をきっちり楽しませてくれるからこの劇団は好きなのだ。


Dec.20,1999 (Mon)

 雪が降った・・・・起きてみると5センチぐらいは積もっていた。
十数年前は砂上の楼閣県もかなり積もった方だろうが、このところの気象状況の変化で、最近では滅多に積もらない。

 起きる時間が遅かったせいか、夕方に研究室に行っても、既にみんな帰っていた。
そりゃ雪が積もってりゃ、さっさと帰るわな(-_-;)

 伊亜にWスーツが届いた旨電話すると、暇だからネット対戦をやろうと言う。
あの手この手で設定を試みるが、どうも旨くいかない。
かったっぽのPCがホストになるタイプのゲームなので、ホストへきちんとアクセス出来ないとはじまらない。
通信はTCP/IPで行うのだから、インターネットに接続していれば別に問題は無いと思うのだが・・・。


Dec.21,1999 (Tue)

 雪が降る・・・降り続ける・・・ってぇか、いい加減止みやがれ!
 月刊アスキーにWindows2000RC2が添付されているとの情報を受け、取りあえず買ってみる。
まだ入れる気になった訳では無いが、もしかしたらなんか機会が在るかも知れないので買って置いた。
勿体ないので、パラパラとめくって記事を読むが・・・つまらん、低俗、どう考えても間違ってねぇかこの記事?ってなもんだ。

 久しくこの手の雑誌を買っていないが、やたらと程度が低くなっている気がした。
それに、スポンサーサイドを立てなければならない記事の造りにウンザリもした。
特にSOTECの社長のインタビューなどは、論点のズレも甚だしい。
コンシューマ等という市場に置いて、Appleとwintelの棲み分けが出来ているなどと、本気でいっているのか?
そんな理屈で被害者になれるのであれば、訴えられた意味が無いってものだ。
相変わらずマイクロソフトベッタリな雑誌だなぁ、というのが素直な感想だね。


Dec.22,1999 (Wed)

 友人に鍋に誘われる・・・
金があまり無い上に、昨日の晩から何も喰っていなかったので即答でOKした。
外は雪が降っている、わざわざ迎えに来てくれて至れり尽くせりだ。
鍋はキムチ鍋、心も凍てつくような暖房の無い部屋の住人である私には、非常に有り難いメニューである。


Dec.23,1999 (Thu)

 明日は世紀の大詐欺師の誕生前夜祭である。
無宗教資本主義国家である日本においては、この手のイベントは商業ベースに乗ってやたらと派手に宣伝される。
どうせ此処までやるのであれば、ハロウィンやイースターもやってしまえば良いと思う今日この頃である。

 それにしてもなぁ・・・詐欺師の誕生日を祝うのは勝手だが、マスコミの騒ぎようがどうも・・・ね。
この季節になると、やたらとテレビやラジオが煩わしい。
クリスマスソングがやたらと流れるのだ。
そりゃ良い曲もあるけれど、ラブソングなんかと同じで、メジャーデビューしているならこれくらい造らなきゃ、って感じなのが非常にイヤである。山下達郎をみてみろ、十年前の曲が未だに流れてるじゃねーか?
  まあ、何を言ってもひがみにしか聞こえないだろうから、いい加減ここらで止めておく。
だが、ひがむひがまないとは別に、やはり詐欺師は詐欺師である。
 俺は無宗教であり、家は仏教だ。


Dec.29,1999 (Wed)

断髭式?

 今日は散髪の日・・・って言うか、昨日行ったにも関わらず行きつけがやたら混んでいて切れなかったのだ。ほぼ二ヶ月ぶりの散髪である。
そして・・・ほぼ二ヶ月ぶりに髭を剃るのだ(笑)

 髭を櫛で梳かす感覚は想像できますか?髭にシャンプーする感覚をご存じですか?

 二ヶ月分ともなると、本当に長い長い(^_^;)一部の人間からは「グ○(導師)になれますよ」等と、不適当な表現も出ていた。
が、一連のカ○トのヒゲ達磨程延びていた訳ではない、最長部で35oといったところだ。


Dec.30,1999 (Thu)

 本来ならば、以前のように『帰省日記編』に移るべきなのだろうが、面倒なのでそのまま書くことにしようと思う。

 前振りに書いた通り、私は帰省すべく砂上の楼閣県を出ようとしていた・・・が、砂上の楼閣県を発する前にやっておかねばならない事があったのだ。
それは・・・”汚い恰好で帰らない”というモノだ。
こういっては何だが、これでも実は育ちが良いのだ。
以前、汚い恰好で帰って散々実家で言われたので、それ以来一応帰るときはそれなりに取り繕っていたのだ。
というわけで、駅に行く前に適当なショップに寄ってジーンズを買う。
てぇか高い!私的には、B級品のアウトレットで十分なのだ。
ちょっとしたシミがある程度で半額なら、そっちの方が断然良い。
どうせ工場や実験で汚れるんだし・・・。

 予定通りジーンズを購入した後は、そのまま砂上の楼閣駅に行く。
駅に行ったら取りあえず切符を購入。
砂上の楼閣駅から買う分の発券は早いのだが、これが地元からだとやたらと時間がかかるのだ。
それというのも、大阪・砂上の楼閣県間に使う路線数がやたらとあるのだ。
山陰本線→因美線→智頭急行線→山陽本線・・・実際に切符に書き込まれる線は、更に多かった様な・・・。
とにかく、地元の駅から砂上の楼閣県まで買うヤツはなかなか居ないみたいで、毎回毎回やたらと時間がかかる。


Dec.31,1999 (Fri)

このひなんのひ

 今日は栄えある記念日である。
これは栄光の軌跡の一環でしかなく、これまでの歴史・・・そしてこれから造られる歴史がそれを証明するであろう。
別に詐欺師基準の暦が大きな節目を迎えるという事ではない。
それに伴うプログラミングの問題についてでも無い。理由はただひとつ・・・

 私の誕生日である。

 ま、皆さんが三十路も後半になる頃には、年頭の休日が年末年始の四日間へ拡大されているだろう。
頭取って(笑)世界を替える男に期待してくれ(注!誤植では無いです変える事は無いでしょうから)。
さぁ、毎年おきまりの自画自賛はこの程度にしておこう。
 これ以上不毛な事は書かないが、私の人生の四半期の決済が近づきつつある。
そろそろ、決済報告を製作しなければならない。
単純に考えて、私は出資者(血縁という名のスポンサー)に赤字を強いている。
周りの同時期に始めた(同期や同級)人間は、既にある程度の実績を出しているのだ。
中には、既に子会社(実際の子供)を抱えるに至っているものもいる。
だからといって焦ってはいけない。
焦れば焦るほど泥沼に沈むのは目に見えている。
ここはグッとこらえて、右肩上がりの人生(野望)のための土台を築かなければならないのだ。

 二十W回の誕生日に当たり私は宣言する、三十五歳までに会社を造って取締役になってやる!
なお、設立当初に資本金持参で駆けつければ、幹部になれますのでよろしく♪


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