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過去の日記



[行間を読め!]

May.2,2001 (Wed)

 ほぼ一月ぶりの更新ですが、お許し頂こう・・・。

 レイの件を決して消化した訳じゃ無いが、いつまでも辛気くさい状態にしておいてもしょうがないので、とっとといい加減な日記を再開しようと思う。しかし、ここまで間が空くと、ホント身内だけしか見ないわな(^_^;)
 で、話題はもちろんAppleの新製品発表である。

 新しいiBookがリリースされた。アップルのサイトや、Macintosh関連のニュースサイトやファンサイトを覗けば、この新しいiBook(Dual_USBと呼称している様だ)の話題で持ちきりというヤツだ。以前のiBookは酷かった・・・とにかく酷かった。基本的にコンピュータは飽きの来ないデザインが一番だと思っている私は、完全硬派のThinkPadユーザーである。在るべき所に必要なモノが在り、そしてそれは必要最低限である。”Function is beauty”という言葉の意味を考えた事はあるだろうか?美しさが機能である訳が無い、機能が美しいのだ。

 まぁ、「それではiMacはどうなのだ!?」という話になるが、何事にも先達というものはある。つまり、やっちゃったもん勝ちな一発芸に等しい。詳しく言えば、デザイン最優先のPCがあったって良いじゃないか?という結果だ。しかし、iMacが開拓した道は非常に意義深い。USBを標準化し、FDDに囚われず、我が道を行った訳だ。後から出たデザインをパクった幾つかの製品など、換骨奪胎もいいところ、FDD無しでは出せず、基本的な入力デバイスはPS/2のまんま、つまり”ガワ”だけだった。

 なんか段落のたんびに脱線しているな・・・。とにかく、iMacのノート版ということでかなり安直に出てきたきらいのあるiBookだが、あのデザインはとにかく頂けなかった。「仕事に使えない」というのでは無く、あの無意味に無駄の在るデザインは私の好むところでは無かったという事なんだ。で、ようやく新しいiBookに移れるのだが、このiBookやっと(私的に)まともなデザインになった。そう、四角になったのだ。

 MacWIREに「・・・ファンなディテールを残して欲しかった気がする。」等と書いてあるが、経済的にG4に手を出せないユーザーとしては、そういう無駄は要らない。必要な要件を満たし、そこから削いで削いで削ぎ落とすモノが無くなったデザインこそが完成型である。つう事で、新iBookにはまだまだ無駄が在るものの、私的に及第点を与えられる。誤解の無いように言っておくが、私の及第点とは”『物欲』の対象と成り得るか”という点が基準なのだ。

 しかし・・・PCMCIAスロットが無いとは言え、新iBookは低価格ノートPCとしては限りなく完璧に近い。おかしい・・・こんな手放しで賞賛できる製品をAppleが出すなんて。というか、Appleの製品であればなんか”やっちゃっていて”当然という私の偏見がそう考えさせるのであろうか?今回のiBookは見た限り非常に良さそうではあるが、Appleが時折やらかすユーザーの首根っこ掴んで「どうだ!見てみやがれ」という不遜さに欠けている。なんせ、柄iMacの後だけに際立つことこのうえない。

 別にマーケティングにケチを付ける訳じゃ無いのだが、この優等生ぶりはある意味不気味だとは思いませんか?


May.3,2001 (Thu)

 取りあえず越前にて必要な店の把握を続けている。まずは、BookOffをはじめとした古書店。そいで、PC環境を維持してゆく為のハード屋(DOS/Vショップ,電器店等)。そして、車絡みのショップやホームセンター等々・・・。さすがに鳥取では7年も住んでいただけあって、手に入るモノと手に入らないモノがキチンと把握され、何処へ行けば手にはいるのか?が頭に入っていた。現在、車通勤を行い機動力は持っているものの、必要な品物ひとつさがすのにやたらと時間がかかってしまう。

 まぁ、高校出てから7年も鳥取に居たのだから、しょうがないというものだ。

 そういや、成田で捕まった偽造パスポート野郎・・・刑事責任も問われぬまま中国に送り返されるらしい。外交官でも無いのにえらい御身分だねぇ。


May.4,2001 (Fri)

 GW後半の連休も半分が終わった。家庭の諸事情により、鳥取行きが中止になってしまったので、かなり無計画に時間が過ぎてゆく。なんか、アレコレと考えているうちに貴重な時間はただ過ぎてゆくのだ。

 今日も”また”であるが、新iBookのお話である。まぁ、色々と評判なのだが、MacWIREに次のようなタイトルのiBook記事が載っていた。

モバイル犬ポチの新iBookファーストインプレッション
 :コンセプトを見失ったコンシューマー向けマシン

 まぁ、要約する必要もなくタイトル通りに、iBookを名乗る割にコンセプトの継承もくそもありゃしないじゃん?というもの。そして、こういう内容が載っていた。

 PowerBookシリーズを小さくして,液晶サイズやハードディスク容量,プロセッサ,バックサイドキャッシュをスペックダウンし,PCカードポートや赤外線ポートなどを削除してコストダウンしたものがコンシューマー向けマシンなのだろうか?

 この内容について私が言うべき言葉がある。それは・・・

 『はい、その通りです。それがコンシューマ向けマシンというものです』

 私が二日前の日付で書いた”優等生ぶり”がまさしくコレなのだ。Appleが独創というスタイルを現在出せない以上、消費者サイドにトコトン擦り寄った商品をリリースせざるを得ないといったところだろう。まぁ、それを責めるのはユーザーとして当然かも知れないが、ちょっと酷かな?とも思う。

 iMacやiBookの”コンセプト”は素晴らしかったとは思う・・・デザインは別として。しかし、ご存じの通りAppleは教育市場における致命的な失敗をどうにかせねばならなかった。しかも早急にだ。Appleは長年かけて築き上げた教育機関とのコネを台無しにしてしまったばかりである。取って代わってトップになったのはDELLであった。つまり、現在の教育機関の購入基準が”バリュー”という点に移ってしまったとも言える。そこで巻き返しを図りたいAppleは、なんとDELLと同じ土俵で闘おうというのだ。さて、コレを愚かな事と断言できるほど、現在コンシューマユーザーにはWindowsとMacintoshの差はそれほど無いのもまた現実である。

 しかし、教育機関に向けてなら「今までのiBookベースでマイナーチェンジしても・・・」とお思いになるかもしれない・・・が、それは不十分である。やはり新規に購入するならば、それなりに目新しさが必要である。これは日本に限った話では無く、やはり購入担当者だけでなく、関係者全てに訴えるだけのものが必要である。

 G4を取り巻いた様々な問題、Cubeの不良品騒動、教育市場での敗退(つうか放棄)、失笑を買った柄iMac・・・これらが起こった期間でまともなニュースと言えば、PowerBook_G4とMacOS_Xぐらいなものだ。新iBookにはAppleの『失敗できない』という強い意志を感じる。例えそれがコレまでの良質なコンセプトを駆逐しようとも、今は失敗が出来ない時であるとAppleがこの商品で語っている様である。

 さて、私がなぜここまで新iBookに拘るのであろうか?答えは簡単である。かなり「買おう」って気になって来ているからである。確かにPCMCIAスロットが無い、IrDAが無い、つまり現在のノートPCと同じ使い方は出来ないが、やはり”バリュー”という非常につまらない一点において、私の物欲を駆り立てる。理由をもう一つ挙げるのであれば、MacOS_Xが稼働する環境を欲しているのだ。


May.5,2001 (Sat)

 え〜、今日はオーベルシュタインの誕生日だとか・・・ってコレは去年やったか。まぁ、世間で言うところの休日を満喫している・・・という訳でも無い。一体何なんだ?!という状態であるが、要はまともな書き出しを期待するのでは無いという教訓の現れなのだ・・・等といい加減な事を言って行を浪費してみる。

 最近ひっそりと「走れ!イチロー」とかいう邦画が公開されているようだ。もし私の記憶に間違いが無ければ、これ原作(村上龍)では「走れ!タカハシ」だったハズだ。別に興味がある訳では無いのだが、タカハシの立場はどうなるのだ?せっかく映画化されたと思ったら、物語のシンボルがイチローに替わってしまっているなんて。

 映画でも見てこようかと考えたが、今やっているタイトルを眺めてもそれほどそそられるのが無いのでやめにする。つうか、ハンニバルいつ見ようかなぁ・・・結局のところ、原作にも例のシーンばっかりが目立っていてどうもねぇ。


May.6,2001 (Sun)

 連休最後の日である。明日からまた日常へと戻ってゆくのだが、鳥取行きが中止となり休みが日常そのものだったので、どうもねぇ。派手に遊ぶほど使える金も無いし、メンテに時間がかかるマシンも別に無いし、結構怠かった。

 昼過ぎにナウカから電話がかかる・・・かけてきたのは、いあだった。何時も思うのだが、何故にこの男は他人の電話を使って電話を掛けてくるのだろうか?バッテリーが無いとか、置き忘れてきたとか、今まで色々とパターンがあったが、結局持ってないのと同じじゃ無いのか?まぁ、文句はここまでにしておこう。

 けだるい・・・


May.7,2001 (Mon)

 Librettoが大画面(1280*600)で復活っ!CPUにTransmetaのCrusoe/TM5600/600MHzを搭載しており、標準バッテリで約3.5〜4.5時間、オプションの大容量バッテリで約11〜14時間駆動が可能というもの。

 いわゆるC1タイプの横長ディスプレイを採用してるので、全画面表示を行うと横スクロールのバーが現れないタイプのモバイル機である。ただ、サイズをよく計ってみると判るのだが、先ずは東芝の仕様書にある外寸を出すと、

 268mm(幅)×167.2mm(奥行)×20.5(最薄部)/29.3mm(高さ)

 という状態です。コレって今までのLibrettoと比べると、かなりでかいです。簡単に表現すると、B5のサイズから長辺側を15mm程度カットしたくらいのもの。これではB5ノートとさほど変わらないです。しかし重さは1.1kgと、重くはなっているが十分軽い。BBSの方には色々と舞い上がった内容を書いていたが、ここまで書いた内容は確認であって別に否定的な内容という訳ではないのだ。何故なら、このB5に近いサイズで特殊では無いCrusoe搭載PCってBTO品以外では、今までそうそう無かったのです。な〜んか特殊な事やってたりして、な〜んかイロモノ的で、ちょっと手を出す気にはならなかった。それに、C1は形的には良かったのだが、いかんせん専用設計では無かったために、いまいちバッテリの持ちが悪かったりしていた。で、ここへ来てLibrettoである。古くからのLibretto愛好家には否定的に映るかも知れないが、この新しいLibrettoって悪くないと俺は思う。モバイル機というか、サブとしては理想的である。

 そう、サブとして理想的なのだ・・・。今現在、メインのパワー不足が否めない状況ではちょっと投入を見合わせてしまう。う〜ん、やっぱりiBookが先かなぁ。

 さて、そろそろSEネタのお話をしようか。一応言語教育が一段落し、本日からは”システム開発演習”というのが始まった。その名の通り、何かのシステムを仮に開発するというものだ。で、お題は『レンタルビデオ貸出システム』というもの。そのまんま、開発言語はVBで、DBはOracleを使いシステムを構築する。取りあえず最初から最後まで新人でやらなければならない・・・そう、今回は1人では無いのだ。私の配属部署の新人5人のうち、配属チームが決まっているのが1人おり、その他の4人がこの課題をやっている。そして、その4人を2つに分けてチームを造りこの課題にあたるのだ。

 私とチームになった新人は、それほど押しが強くは無い。つう事で、私がイニシアチブをとって課題に当たっている。結構ソフトにずっとやってきているつもりなのだが・・・ねぇ、もうちょっと意見出そうよ・・・枝じゃ無くて幹のさ。


May.8,2001 (Tue)

 今日のプロジェクトXは”スバル360”である。「てんとうむし」の愛称で知られる、初期の軽自動車規格の車である。いやぁ・・・やっぱり富士重工(当時富士自動車工業)って良いよなぁ・・・。マイナーメーカーでは、スズキと同じくらい好きですわ。

 考えてみると、日本の戦前の航空産業の遺産は非常に大きかったといえよう。軍需産業として、多くの人的資源を抱えていた航空産業は、終戦解体後多くの技術者を吐き出した。そしてそれらの技術者は、車を造り、鉄道列車を造り、再び飛行機を造った。言い換えれば、それだけの技術者を育てそして独占していた、という事でもある。悪い事では無い、そういう事実である。

 遅い話で申し訳無いのだが、「先行者(先駆者)」というのをご存じだろうか?某氏の日記で気になったので調べてみたのだが、う〜んと唸ってしまった・・・。詳しくは以下のサイトをご覧になって下さい。

人民日報、2000年11月30日09:37(北京時間)

中国情報局、発信:2000/12/01(金) 16:35:51

 実際に動いている映像はお目にかかっていないが、どうもネットの何処かに在るらしい。とにかく・・・機能や性能はともかく、美しくない。やはり、ベースに”ガンダム”まぁ、一部”アトム”がある日本人とはセンスが違うね(笑)ガンダム好きな日本人は、外殻万歳♪であるからにして、P2やP3は全然オッケーなのだ。やはり学術的にロボット造ると、とにかく美しくないね。どこか、質実っ!とか、剛健っ!とか、目からビーム・・・は違う、こうメカ的な麗しさが欲しいね。

 さて、外見や内容はおいておいて、こう言っては何だが中国の学術的な発表や論文には未だ眉唾な部分があるのは否めない。実績や評判の為に、過剰な自己評価が意外に未だ多いからだ。私が関わっていた分野に関しては、教授が某論文に関して「何やってんだこいつら・・・使いもんにならへんがな」的なものがった。某問題で中国の乾燥地に出張した教授が、ある仕事をする機械に関して「どうにかしてくれ」と言われたらしい。しかし、その仕事は地元の農業工学院に所属している某氏の論文では、非常に高い精度でできるという事になっていたのだ。まぁ、コレはほんの一例である。

 全てがこうでは無いのだが、中国で助教授職にあった博士課程のT氏の述懐では、「とにかく中国には基礎技術の蓄積が非常に不足している」と嘆いていた。大陸間弾道弾ベースで人工衛星ビジネスにも参入しようかと息巻いているが、民生系の技術がまだまだなのだ。簡単に説明すれば、軍需や特殊目的の技術というのは妥協点の設定が非常にシャープなのだ。相反する要件を満たすために、片方を優先させた場合、もう片方はバッサリと切って捨てて良いという事だ。こうやって実現された最新最先端の技術というのは、民生に落とす段階で最初の開発費から更に10倍は軽くかかってしまうのだ。民生に使うには、非常にファジィで微妙な妥協点が移ろうのだ。民生品を舐めてはいけない。


May.10,2001 (Thu)

 今日は完成した仕様書を元に、説明をする日である。まぁ、そう言ったところで、演習は演習である。それに、ヒアリングの現場に出るのは結構先の話だ。うちの部署では、新人は暫くPG要員だからだ。まぁ、そんな事はどうでもよい。

 この間書いた通り、お題はレンタルビデオの貸出システムだ。取りあえずDBも含めた、まぁ、文字通りの設計仕様書を上げないといけないのだが、ホントにふつ〜の設計になった。DBは顧客管理とソフト管理、ついでにコード管理のマスタ系と、貸出管理のトランザクション系、あとサービス(笑)としてバックログを残しデータの蓄積を行う。ほんで、肝心のVBのコーディングだが、これっぽっちも手を付けていない。だって設計だしぃ・・・別に良いじゃん。なんでこんな事を言うかというと、もう一つのチームが並列してコーディングまでしてるからだ。それぞれのやり方があるだろうが、本音としてはあまりに場当たり的な事はしたくない。大体コーディングに関しての格言というか、有名なおっさんが言った言葉に、「1秒考えて一日中コーディングするのでは無く、1時間考えて1時間でコーディングしやがれ」という(多少勝手に脚色した)ものがある。

 といったように言ってみたところで、実際には「時間以内にちゃんとコーディングできるんかいな・・・」とも思っていたりする。何故なら、机上の論だけにああしてこうしてと理想を目指す毎に「どうやってコーディングするかなぁ」などと頭が痛くなる。しかし、俺達もバカじゃ無いから多分出来るであろうという非常に不確かな理の基にやっているだけである。


May.11,2001 (Fri)

 祝?ThinkPad_TransNote出荷開始!

 例のキワモノ的?いや非常に独創的なポータブルPCが世に出た。試作品が発表されてからかなり経っているが、ようやく出荷にまでこぎ着けたのだ。発売までこぎ着けたプロジェクトリーダーの苦労が忍ばれる。
 そういや先日、某古書店に押井原作の『西武新宿戦線異状なし』があったので、早速保護した。まぁ、読んだ方はおわかりだろうが、よくある仮想戦記(というと他の仮想戦記というジャンルを名乗ってる連中がイヤな顔をしそうだ)ものである。

 取りあえずヒットしたセリフは、

「あんた男じゃ無いの!?」

「中年男なんだ」

 である。詳しくは探して読んでくれ。まごうこと無き押井の脚本だわい。
 まぁ、この手の漫画の中で私的トップに位置するのは『気分はもう戦争!』である。コレは有名だから知っている人は多いだろう。『ハイウエイスター』は読んでなくても、『アキラ』は読んだ事はあるだろう?そう、大友の作品だ。更に言うなら、大友作品中で最も好きなのは、最も有名な『アキラ』では無く『気分はもう戦争!』の方である。

 海の向こうではイチローが淡々とヒットを打ち続けている。そして、国内では新政権発足し、なにかと騒がせている。内閣総理大臣には、自民党総裁選で最も知られ易く”改革”を掲げた小泉氏が当選し、外務大臣にはとにかく声の大きな田中氏が就任した。う〜む如何にも”なんかやらかしそう”な分かり易い状態である。この慢性的政難時にあって、このような単純な連中に任せてしまった良いものだろうか?と、思わないでも無い。しかし、結局の所「ウダウダ言って無いで、とにかく働きやがれ!」という国民の判断。さすがに、今までの連中が前例主義のせいで、働いている様に見えなかったからね。確かに新しい事もやっていた気がするが、とてもじゃないけど良いこと・・・いやまともなことでは無かったからね。まんま壺埋め理論の地域振興券とか、森のおっさんが血迷った焼け石に水なIT講習とか・・・。頼むからちょっと考えればボロが出るような政策はやらないでね>小泉政権よ

 さっきとは別の某書店にて、"Caltic_Love"というCDを捕獲。副題に、Irish Love Ballad Collectionと書いてある。そしてこうも書いてある。

「アイリッシュトラッドミュージック」

 ・・・・・・民謡
 まぁ、やはり横文字の幻想だね。しかし、ケルティックサウンドって単語は無かったが、ケルティック(Caltic)って表現の仕方はするのだな>いあ


May.12,2001 (Sat)

 なんか怖いねぇ・・・TBSのブロードキャストとかいう名前の番組かなぁ、その中で政治だか経済だか判らないが、自称が他称になって結構経つ評論家が妙な事を口走っていた。新しい内閣の話をしていたのだが、外務大臣の田中氏を指して「TVが選んだ大臣ですからねぇ・・・もっと後押ししないと・・・」とかと言っていた。へぇ、TVというマスコミは、この愚かな国民の代わりに国政を考えて政治活動してくれるんだぁ、それはそれはご苦労様です。

 さて、ここで問題です。

 『マスコミって何ですか?ジャーナリズムって何ですか?』

 評論家とかコメンテーターとかいう妙な職業の人間に、あそこまで言われなきゃいけない現在の状況を非常に恥ずかしく感じます。影響力を認めない訳じゃ無いが、それがマスコミの存在意義なのか?ピューリッツアーが嘆く・・・って彼の上前をはねた敵がまんまそうだったか。

 いつもの如く本屋に立ち寄ると、森博嗣の新刊である『A Sea of Deceits〜恋恋蓮歩の演習〜』が置いてあった。取りあえず買ってみる。いわゆるVシリーズとか言われているシリーズの最新刊である。個人的には以前の『すべてがFになる』の方のシリーズが好きだったのだが、どうもこのVシリーズはいまいち面白さがねぇ・・・。

 同じく古本屋にて萩尾望都の『トーマの心臓』文庫版を購入。面白いのは面白いのだが、典型的な少女漫画の舞台にちょっとまいった。


May.13,2001 (Sun)

 午後ふと思った・・・イーグル見ながらタバコでも吸うか・・・つう訳で、何となく小松へ行って来ました。
 午後から8号線をひたすら北上・・・と言っても40〜50km程度だけどね。小松って近いんだよなぁ、うちからならさぁ、だって最寄りのICからなら千円以内で行けるからねぇ(行った事がある人なら知っていると思うけど、北陸道には小松ICってのがちゃんとあるけど、小松空港最寄りのICは片山津ICの方です)。しかし、行きはそのまんま8号線をダラダラ走っていっただけだ。

 小松の飛行機撮影スポットを参考に、大体の観覧ポイントを考える。ちょうど参考になるページがここですなかなかよさげな写真も置いてあります。

 それで結局イーグル見ながらタバコは吸えたのか?というと、ダメだった。思い立って車を出したのが14時だったので、向こうにいた時間は微々たるものだった。やっぱり向こうの滞在時間が問題だな。北陸道を偶に通る時は、何故かイーグルが上空を飛ぶことが多かったのに。此方から見に行くと見れない・・・マーフィーとかいうヤンキーの法則というわけだ。

 しかし、小松と言えばイーグル!かも知れないが、私的にはUH-60Jの方が興味がある。荒れ狂う海だろうが、厳冬期のアルプスだろうが、救助隊員載せて西へ東へ。う〜ん大変ですなぁ・・・。イーグルみたいにボーダーラインで頑張ってるのもわかるが、レスキューの方が俺は好きだ。しばらく小松通ってみるかなぁ・・・。

 取りあえず8月の基地祭には行って来よう。


May.14,2001 (Mon)

 課題の設計仕様書の再発表がありました。取りあえず、畳める程度の風呂敷にしましたが、コーディングしてみなきゃわからん点が無い訳でもない。まぁ、大丈夫でしょう。できなきゃいけない・・・のは当然なのだが、やはりユーザーの事を考えると最低この程度は必要でしょ?って所まで造り込んでいる時間があるかが問題である。

 巷では相変わらずVBスクリプトのウィルスが流行っているらしい、詳しくはこちら。会社でも警告のallメールが回っていた。まぁ、普通にOutLookを使っている人が多いし、基本的にWindowsが大半を占めてますからね。「不用意に添付ファイルを開かない」という事は、口酸っぱく言われているが、要はOutLookを使わなければ良いだけの話。しかし、最もポピュラーなクライアントソフトであるメーラー。逆にフリーやシェア、パッケージ等々沢山あふれている為に、何か特別な事を考えないと選択しにくいのも確か。そ・こ・で、デフォルトで入っているOutLookを使ってしまうのだ。で、私はいつもの如く件の定番メーラーを使ってます。

 そいで、ブラウザは・・・残念ながらIE系使ってます。IEでないと動かないページに毎日アクセスしなければならないからだ。しかし、ひねくれ者の私はIEを直に使ってません。まぁ、素直に便利さもあって、いわゆるIEエンジンつかったTabブラウザ使ってます。ドーナッツです。余計なボタンは剥ぎ取って剥ぎ取って、かなり貧相な状態で使ってますので、一見してブラウザと気付かない人も居ます。まぁ、どこを開いているかも関係しますがね。

 時にみなさん、『エックス賞』なる賞金レースをご存じでしょうか?レースと言ってもスピードを競う類では無いです。そう、ゴールは「14日以内に高度100kmの宇宙空間に2回の有人飛行した最初の(民間)宇宙船」である。昔々の話、「ニューヨークからパリまで大西洋無着陸横断飛行に最初に成功した者に賞金2万5千ドルを与える」という賞がありました。1927年のオータイグ賞です。で、勝者は「翼よあれがパリの灯だ」と言ったことになっている人。これの宇宙版という事です。コレによって民間の宇宙技術の発展と促進、ひいては民間宇宙産業の育成というものを狙っているのだ。

 1957年のスプートニクショック以降、宇宙開発は非常な加速を示し、アメリカがアポロ計画で月面に12人の人間を送るという業績を打ち立てました。さて、現在はどうでしょうか?あくせく競う理由が無くなったせいか、やたらと緩慢な速度で宇宙開発は続いています。そんな中で我が日本を顧みてどうかと言うと、最早コメントしたくないくらい燦々たるものだ。NASDAはずさんな品質管理のロケットを落とし(三菱重工という言い方もできるけど・・・発注者だろ!)、怒った通産相は金を払わないだのとごねる。しかし、金の出し方にも問題がある。1日千円のおこずかいで、果たして一年でコンピュータは買えるのでしょうか?

 ああ、脱線も甚だしい・・・で、『エックス賞』は1996年に発表され、当時欧米の16団体が参加を表明した。ドロップアウトした団体があるかどうかは知らないが、2001年現在では、参加団体は21に増えている。日本からの参加?・・・当然無かったと思うよ。あ〜っ!日本人、もとい日本にいる誰か!(海外在住不可)『エックス賞』にエントリーしてくれ。


May.15,2001 (Tue)

 わかんねぇ・・・Oracle・・・と言っても、かなり初歩の段階でのお話。時間が許す範囲ならばと、webを中心に自分で調べる。やはりこういうときのインターネットリソースって有り難いねぇ、こういう情報があるからこそやっていけるというもの。問題は消費する一方ではいけない。リソースを消費してばっかりでは、何処かのOSみたいになっちゃうぞ(笑)どんな情報でも、送り手がいれば受け手がいるものだ。自分が苦労したところなんかを共有できれば、非常に効率がよろしい。つうか、webの意義そのものっしょ?

 oo4o絡みでGoogle検索したところ、日本オラクルのページがヒット。ところが、会員じゃ無いと見れないと来ている。しか〜し、多少個人情報を書かなければならないが、登録は無料である。MSDNとは大違いだ(笑)というわけで、OTN Japan(Oracle Tech Net Japan・・省略してます)に早速登録。Tipsを網羅してる訳じゃ無いが、丁度知りたかった内容に辿り着くことができました。

 今日の素朴な疑問・・・VB5とOracle8で、oo4oで接続。"Insert"と"AddNew"ってどっちが早いですか?誰か教えて下さい。


May.17,2001 (Thu)

ヘルプに嘘は書かないで

 う゛ぁ〜あ・・・・眠い!つうか、とにかく疲れた。
なんかフルタイムで頭使ってたせいか、やたらと・・・いや、泥のように疲れた。
マニュアルが無ぇ、ガイド本も無ぇ、インターネットじゃヒットし無ぇ、無い無いづくしで頭が擦り切れそうだ。
ヘルプは読み難いどころか、意味が解らなん。
"Book Online"は更によく解らん。
イライライライライライライライライライライライライライラ・・・で、疲れた。

 結局3時間以上の格闘の末に、目的の事はできたことはできた。
そいで、ずっとできなかった事があったのだが・・・まぁ、よくあることなのだが最初に見るべき所に行っていなかった。
そう、Microsoftのサイトである。で、そこのサイトに書いてあった事を見て私は呆気にとられた。

 『VB5のヘルプにある***という定数はありません〜云々』

 あんだってぇ!ふざけるなこのヤロウ!(-_-;)

 こんなに時間を浪費させやがって、ヘルプファイルに嘘書くなよ。
見難い上に、抜けてる事も良くあるが、間違いを書くってのは無しにしてくれよ。

 喫煙所でタバコを吸っていると、会社のシステム管理者が居て多少話をした。
まぁ、昔話をすこ〜しして、MicrosoftとかAppleとかの話をした。
この人、新人のPC基礎教育のネットワークの時に出てきた人である。
説明が雑な上に下手で、新人の評判はことのほか悪かったのだ。
それでもわたしゃ誰とでも話せるので、喫煙所で会うたびに適当な話をしていた。
しかし、今日は酷かった。
 先に書いた通り、いつしかAppleに話題が移ったのだが、Appleを指してもうダメとか口走りやがった。

 「Appleなんてもうダメだよ、あんなのMicrosoftの子会社じゃない」

 ピキン!(-_-;)と、ヒビが入る様な音が私の中で起こった。
「あ〜ん」と、不愉快などす黒い熊が私の心の中で起きたのだ。あまつさえ・・・

 「Apple使ってみて、こりゃ仕事にならんと思ったね、だって使えないんだもん」

 「すげぇ、使いにくかった」

 「Windows3.1が出たら、とっととそっちに移った」

 ほ〜う、そこまで言うかあんた。
適当に聞き流しながら、目の前のこの男を文句無しに軽蔑したくなった。
貴様、PowerPC搭載機こそ持ってないが、Macintoshユーザーを目の前にして、よくそこまで言うな・・・。
いや、このオヤジは俺がApple大好きな人間だとは知るまい。
だが、この会社にMacintoshユーザーなんぞ居るわけがないと思っているとしか思えない。
どんなPCを使おうが、それは個人の自由である。
しかしだ、例えばトヨタのRV4に乗っている人が居る目の前で、RV4の悪口を言うヤツはいないだろう。
みんな日本車に乗ってる会社で、やれ日産は最悪だとか、トヨタの商売が嫌いだと大声で言うヤツはそうそう居まい。
同じように、この会社であればLinuxユーザーが居るかも知れないので、幾ら嫌いでもLinuxの悪口を大声でいうヤツは居まい。
しかし、彼はAppleの悪口を言った。
当然彼はこの会社に入ってる機器は、大体聞き及んでいるだろうから、会社にApple製の端末なんぞ無い事を良くしっている。
だからと言って、ユーザーがいない訳じゃあるまいに。

 好きで使ってるモノのベンダーとハードとソフトの悪口を目の前で展開されて、不機嫌にならずにいられる人なんているのか?あなたは知らないだろうが、それは失言ってものだ。

 このオヤジ、最初の方にネットワークの基礎講義の際に出てきた人間だと書いた。
そのときの事だ、最後に質問が無いか?と聞いてきたので、私は迷わず聞いた。

「え〜、社内ネットワークについてですが、今日この講義が始まってから、個別とはいえ、3度もサーバが不具合を出しています。
これって、日常的に起こってるんですか?」

 相手が社内ネットワークを管理している本人だと知っての間違いなく”痛い”質問である。
で、この質問に対してオヤジは一瞬詰まり、苦しげに「現状では”そうです”と言うしかありません」と下を向いたまま言った。
明らかに痛かった様だ。

 講義が終わった後、周りの人間から「それは言っちゃいけないんちゃうか?(^_^;)」とたしなめられる。
まさに”裸の王様”だ(笑)一方で、あの解らん人はしょうがないみたいに下手くそな説明が大っ嫌いだという人には「よくぞ言った」と共感された。
面白いモノだ。

 そしてこのオヤジはぺかぺかの新人に向かい、何時もこういうのだ「言語なんて簡単でしょ?あんなん丸憶えすれば、それで終わりだよ。要は業務知識だよ業務知識。それが無かったら話にならんでしょう」とね。

 ほほう、確かに業務知識が無かったらSEなんてやっていけない。
当然だ。しかしだ、仕事をする上での言語に対する認識のズレが大きい。
私はまるっきりの新人だが、丸憶えで済む様なものだとは思わない。
コーディングとは、センスのあるなしがプログラマとして大きいと思う。
もちろん、単に業務をこなすだけでは、そこまで追求する必要は無いだろう。
しかし、コーディングに数学的(詩的)な美しさを感じる私としては、単に飯の種にするつもりはない。

 それにだ、中途半端なプログラマのまま、業務知識だけ詰め込んで仕事をしたって先が見えてしまう。
それに・・・あんな半端な仕事をする人間の教訓を、新人だからという理由だけに鵜呑みにすると思ってるの?だとしたら、アナタはとてもお目出度い人です。
言っちゃ悪いが、アナタがコレまで喰ってきた何十年かと、コレから私が喰っていく何十年かは、明らかに違うのだ。
経験の継承は大切だが、私はアナタの方法論まで引き継ぐ気は更々無い。
幾ら言ってもその辺りは聞き流れてます。

 いやぁ・・・よく書いたなぁ、ここまで他人の悪口かけるのかぁ。
 つうか、それだけ鬱積していたものが有るとも言うけど。
 やっぱりM$寄りのシステム管理者って退くよね?普通さぁ。


May.20,2001 (Sun)

 え〜先日の疑問がどっかのページに書いてありました。えっと、その疑問の内容とは
 今日の素朴な疑問・・・VB5とOracle8で、oo4oで接続。"Insert"と"AddNew"ってどっちが早いですか?誰か教えて下さい。
 というもの、結局Oracleに対しては、SQLを送ってInsertした方が高速だとの事です。まぁ、そういう事でInsert文のSQLをExcuteしてやるのがよろしいという事ですな、ふむ、しかし既に書いてあるAddNewを消すのは面倒だ。
 大学院に入った辺りの私の夢は、大学を創ることだった・・・笑うなよ、結構本気で思ってたんだから。過去形で書いたのは他でもない、私が一人前になったと思うのがずっと先になりそうなので、ちょっと間に合わないかなぁ・・・とも思う。既存の大学を乗っ取るにしたって、膨大な金がかかる。”黙して語らず”が夢の基本である。つまり、移ろいやすい私の軽薄な心は既に移った後という事。あ、**にもう一度戻ったろうというのは、本気も本気で**してるからね。
 まぁ、貯まった挙げ句にイタ車に化ける可能性も無きにしも非ずだが(笑)


May.21,2001 (Mon)

 本日ようやく顧客マスタ登録とビデオソフトマスタ登録が上がった。
これで、メインの貸出管理の方へ移れる。
私を悩ませたMSFlexGridは・・・未だに私を悩ませる。
ちゃんとプロパティを設定して動かしているつもりだが、どうも挙動が変だ。
何処を直せばよいか?なんてのは、書いてある訳がない。
さて、デバッグにどれだけかかるのやら。

 問題は、私が仕様を決めたDBのデータの持ち方を、相方が理解してくれているかどうかだ。
実を言うと、結構適当な設計を行ってしまったのだ。
もちろんポイントは押さえたつもりでいるのだが、理想とコーディング能力は別である。
あ〜とっとと思い浮かんだままコーディング出来るようになりてぇ。
 で、基本の基本であるVBとSQLとOracleなのだが、さて、あなたならこの時点から言語をひとつ学ぶとするなら何を選びますか?・・・C?C++?それともJava?ちょっと飛んでパスカル?方向かえてPerl?プラットフォームは問いません、ご意見があればメールかBBSでお教え下さい。

 最近の日常・・・

 朝起きる → 朝飯を喰う → 車に乗る(短いが渋滞) → 出社 → ディスプレイの上でひたすら思考 → 昼飯を喰う → ディスプレイの上で思考 → 退社 → 車に乗る(短いけど渋滞) → 晩飯を喰う → メールチェック → 風呂に入る → ビールを飲む → 寝る

 うむ、幸せだと思うな。


May.23,2001 (Wed)

OJT開始

 今日からOJTが始まる、1日跳んで日記を書いているが、システム開発演習は昨日でいきなり締め切られた。
当然の事だが、完成はしていない。
前倒し告知も何も、当日の朝言い渡されたからだ。
まぁ、そんなことはどうでもよい。

 OJTに入る前に、開発環境を整える所から始まった。
某県の某病院に納入するシステムなのだが、開発言語がVBな為に、向こうのマシンの仕様に合わせてインストールし直さなければならないのだ。
え〜、何故にVBだと面倒かと申しますと、VBがコンパイルする際に参照するDLLが、NTのSPとか、IEのバージョンでコロコロ変わるからである。
そう言うわけで、納入先に合わせ、以下の通りにインストール。

・NT4.0(+SP3)
・IE3.02
・VB5.0(+SP3)
・Office97

 しか〜し、簡単には入ってくれないんだよね。
 いや、NTがね。
 私が使っているフロンティア神代のDOS/V機の構成は、M/BがP3B-FでPentiumIII/550MHzが載り、VGAがCanopusのSPECTRA3200、NICがIntel_PRO/100である。
ストックしてあったSDRAMをもう一枚載っけて良いという事になったので、128*2の256MBに増設された。

 最新って訳じゃ無いが、やっぱり新しめのDOS/V機にNT入れるってなるとね。
VGAがAGPだと言うことをうっかり忘れて、サービスパックを適用する前にドライバ入れてクラッシュさせてしまった。
そいで、自動検出されるがままにNICのドライバ入れてクラッシュ。
なんだかもう、踏んだり蹴ったりである。
しかし、PC自体の速度もあるが、2度に渡りクラッシュさせても、最初にインストールが終わったのは私だった。
会社に入ってようやく経験が役にたった?のかなぁ。
というか、俺以外はNT4.0のインストール未経験だったからだわい。
それに、NT4.0のサポートが無いPCにも突っ込んだものだから、ドライバが無い無い。
仕方なしにATIからリファレンスドライバ落として突っ込んだり、まぁ、色々としなきゃならなかったのだ。
日常的にこういうインスト作業をやっているのは、新人の中にはだいたい3人程度かな?私を含めてだが。

 こんな苦労しなくても、CPUパワーがあれば速攻VMWare使うのだがねぇ。
私のマシンでは動かすことができるのだが、この仕事する新人3人はいっしょくたに扱われるので、しょうがない。
とにかくSEの日常業務を見ると、VMWareの有り難みというか、使いでというものがよ〜く理解できた。


May.24,2001 (Thu)

 会社では当面のOJTが決まったのだが、その先に関しては色々な憶測が飛び交って?いるのだ。
本日、OJTで参加するプロジェクトのリーダーが、同じプロジェクトに参加する新人を前にして曰ったのは、噂に聞く「次は蒲田だと思う」だった。
そいで、今回のプロジェクトが終わると、次の開発言語が「Javaかもしんない」とか、「Kylix使うかも」とか、な〜んだかってなもん。
今までが、VB+Oracle+SQL(oo4o)というセットだったのだが、OJTの業務ではVB+MS-SQLServer+SQL(DAO)となる。
そいで、サードパーティの怒濤の拡張コントロールの使い方を学ばなければならない。う〜む。

 現在のマシンは、新人の中では最も高速なのだが、まぁ、所詮550MHzである。
研修が終わってしまえば、また手放して何処かへ行くのだろうと思う。
出向となると、次のマシンはノート機になる可能性が高い。
現在の統合開発環境は最低1024*768の解像度が無いとしんどいので、当然XGA以上のものとなるのだが。
果たしてグループ企業にPCベンダーが有るというのに、他社のマシンを持ち込む事ができるのであろうか?
まぁ、できるというか問題は無いだろうけど、あまり肩身の広い事では無いだろう。

 そういや、NT4.0のSP7が開発中止になったのは本当か?!
このあたり詳しく知らないのだが、WindowsXPをリリースするからWindows2kが有るって事で、二代前になるからサポートはうち切るという理屈らしい。
これは、Windows2kの時にNT3.51に関しても言われた事である。
しかしなぁ、NT4.0は95ライクなUIを持ってるから、当分無くならないというかWindows2000が普及して無いじゃ無いか!インストール台数はNT4.0の圧倒的に多いんだからねぇ。
最近は堪え性が無いのか、SP3までバージョンが続かないということか?>M$よ。
とにかく直らないからって、とっとと新しいバグを備えたOSなんか出すんじゃ無いよ!


May.25,2001 (Fri)

寿宴会

 飲み会があった。
同じ部署で結婚する方が一度に3人も出た。
まぁ、そんなことはどうでも良い。
問題は、今日は私が通勤で通行する範囲のとある警察署が、一斉検問を行うという情報が入ったからだ。
飲酒で捕まったら、間違いなく懲戒解雇になるので、そうそう捕まってはいられない。
最低飲み終わってから3時間は置かねばなるまい。
たかが飲み会ひとつであるが、車通勤だと色々と面倒なものだ。

 〜飲み会修了後〜

 飲み会があったちゃんこ屋の隣がCOCOSだったので、部署の新人全員で酔いを醒ましに入る。
取りあえずコーヒーで喋り続けた、ネタはもちろん会社の**である。
色々と憶測が飛び交ったりしているので、新人で意見交換したのだ。
まぁ、意見交換した所で、新人の推測なんて当てにならんがね。

 一時間ちょい以上時間を潰し、店を出た。
私はまだこれから一時間は時間を潰したい。
2時間ではちょっと微妙であるからだ。
適当な本屋に入りつつ時間を潰し、飲んでから3時間くらい経ってから駐車場に向かった。
今日は、ホントに飲んで居なかったので、酒は完全に抜けている・・・というか飲み会が終わった時点で酔ってなかったのだ。
つう事で、飲酒検査如きで引っかかってたまるか。
しかし、念には念を入れて取り締まりを行う噂のある警察署の管轄を避けて帰る事にした。
道のりにして2倍である(笑)

 最初は別にちょっと遠回り程度にしか考えて無かったのだが、気が付くと何故か峠を走っている。
普段の通勤路はもちろん、2倍程度の遠回りで峠を越えることはあり得ない。
そう、標識を見ると、何故か越前海岸に向かって走っている私が居た・・・道のりにして3倍コースである(笑)

 途中はな〜んも無かった、無事家に帰り着いただけだ。


May.26,2001 (Sat)

 『宇宙の法則、世界の基本』略して”宇則世本”という太田虎一郎の漫画である。
連載雑誌は・・・その昔は任侠漫画の専門誌だったのだが、8年前にエロ漫画雑誌に転身したという・・・「ばんがいち」誌である。
つまりだ、8年前からエロ漫画雑誌だと言うことは、大抵の人間が任侠漫画の専門誌時代を知らないという事なのだ。
私は、高校生の時にこの当時でもアナクロ(時代錯誤)な漫画雑誌を読んで笑っていたのだが、ある月に唐突にエロ漫画誌に変わってしまったのを憶えている。

 知らない・・・と思ったそこのあなた!「ばんがいち」ってどんな意味だと思っていたの?
高倉建の”網走番外地シリーズ”は、宍戸錠の日活アクション”ルガーのジョー”よりは有名な気がするのだがどうだろう。

 ただ、「ばんがいち」誌自体も任侠漫画では半年も売られてないというのがポイントかも知れない(笑)
 長い前振りだったが、ようやく”宇則世本”が発売された。が、なかなか出なかっただけあって、例え月4ページでも収録してある範囲が結構昔。なんせ『ボQ』が出てこないんだもの。


May.27,2001 (Sun)

HP_P1000投入!

 プリンタが必要になったので、プリンタを購入した。
自分で新品のプリンタを買うのは、実は初めてである。
予算の都合上、当然インクジェットプリンタである。
ターゲットはもちろんhpのプリンタである。
EpsonとかCanonは別にどうでも良い。
私はフロントローディングが好きなのだ。
フロントローディングは、給紙が不安定だとか、高速化すると荒くなるだのと昔は言われていたが、そんなものは技術の進歩でとうに問題無いレベルになっている。
それにだ、EpsonとかCanonとかって、ちゃんと考えて買わないとすっげぇ遅いヤツだったりする。
印刷精度〜云々と力説するヤツも居るが、そういう事を考慮して選んで買っても、モノクロ文書しか印刷しないヤツとかが居た。
確かにやりたいときに出来る性能は大切であるが、普段使う性能が悪くてどうするよ?というの私の考え。
という事で、以前から買うならhpのちょっと速いヤツにしようと思っていたのだ。

 YAMADA電器の福井本店にてhpのP1000を購入。
"PhotoSmart"とかいうSmart-MediaとかConpact-Flashとかからの直印刷が可能なインターフェースが付属しているヤツだ。
モノクロ文書の印刷スピードは、11枚/分程度のヤツである。
別に直印刷用のインターフェースなんて要らないのだが、2400dpi相当のヤツでモノクロ11枚/分が出来る2万以下のプリンタがコレしか無いためだ。
USB経由でスマメやCFにアクセスできるのだから、メディアリーダーがおまけとして付いている程度に考える事にした。

 もちろんUSB接続機とはいえ、Macintoshに対応していなければならない。
現在手持ちのMacintoshはすべて68kであるが、一応iBook購入計画があるのだから対応してなければなるまい。いや、当然対応しているのだが、店頭の表示では対応していない事になっていた。

 「すいません、コイツ(P1000を指さして)ってMacintoshに対応して無いんですか?」

 「此方はドライバが対応してません」

 「じゃあ、hpのこのクラスで似た様な価格でwin2kとMac両方で使えるヤツって無いんですか?」

 「お使いのMacintoshはiMacとかですか?」

 「ハァ?」

 「USBで接続しますので、USBポートが有る機種でないと・・・」

 「そんな事は分かってます。有るんですか?無いんですか?」

 「此方になります」

 と言って店員が示したのは、予算の150%もする最新版であった・・・イヤな営業だ、しっかりと”似たような価格で”といっとるだろうに。
しょうがないので、店員を追っ払ってカタログを眺めていた。
カタログでは対応していると書いてあるのだから、微妙なバージョン差とかがあるのかと思ってまた店員を呼んで聞いてみた。

 「あの、カタログには対応しているって書いてあるんですが、バージョン差とかあるんですか?」

 「あ、表示の方が間違ってますね、Macでも使えます」

 おい、さっき”ドライバが対応していない”って言い切ったのは誰だ?(-_-;)

 「・・・じゃ、これ下さい」

 プリンタも大した台数揃えてないなら、それくらい把握しておきやがれ。
と、安月給の若い店員には酷な言葉だとは思わない。
製品の特性も重要だが、動く動かない程度は把握しておいて貰いたいものだ。


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