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過去の日記



[行間を読め!]

Jul.2,2002 (Tue)

BlueChip G4

 PowerLogix社がとうとうPismo用のBlueChip_G4を出した。
「好!」とか思っていたら、日本法人は取り扱わないとのすげない対応。
それはねぇよなぁ・・・。
ま、確かにG4(7410)/500じゃ、たかが知れているというものだが、選択肢が無いのはもっと哀しい。
よくHALに言っている事であるが、G4は要らないから激速のG3のアップグレードプロセッサを出してくれ。
それに、アップグレードに踏み切るには、CPU性能がせめて1.75倍(当社比)程度は欲しい。
なんせ、本体にかけた値段の1/3〜1/4を投資するんだからさ。

難しいのはよくよく解っているが、Pismoの設計を考えると、プロセッサ換えるだけで結構行ける。
だからこそ出してくれないのかも知れないが、使い慣れたマシンでMacOS_Xをさっくり使いたいんだわ。
あと、ビデオ周りのチューニングしてくれよぉ・・・Appleよぉ。

USB_MemoryKey

 いやぁ、便利だね。
仕事環境だと、一部NT4.0で他は大抵Win2kだし、一部XPだから一発認識。
PCカードスロットは無くても、USBは大抵付いてるもんな、最近はとくにさ。
ま、今使っているのは急遽必要になって、近所のサンクスで買った8MBのヤツだけど。
普通のショップだと、256MBのヤツとか売ってるし・・・。
フラッシュロムも安くなったもんだと思うよ、実際さぁ。


Jul.5,2002 (Fri)

訃報(忌)

 体調が悪く能率がこれっぽっちも上がらないので、早めに帰る事にした。
地下に戻る前に入った着信宛に電話をかける。
そこで訪れたのは・・・・訃報であった。
大学では、同じ学部で同じ部で卒業した後も色々と巻き込んで遊んでいた友人、U原が亡くなった。
冗談では無い。

 正直冗談だと思いたい。
「結婚式と葬式は全員集合」等と、去年あった仲間の一人の結婚式で話をしていた。
祝い話はいい、素直に喜んでやれる仲間だ。
が、まさか後者でまた集まる事になるとは思いもよらなかった。

 今、私はこのテキストを新橋のカプセルホテル内で書いている。
連絡があった後に、羽田からの朝一番の飛行機に乗るために東京へ移動した。
忙しい時期である。
プロジェクトも遅れている。
だが、そんな中で私が死んだとしても、きっと仲間は忙しくても駆けつけるだろう。
友人だから、仲間だから、つまりはそういう関係のかけがえのない一人が死んだ。
春からあまり連絡を取って無かった。
そして訃報だけに、非常に悔やまれる。
否、悔やむ以前の理不尽な問題だ。

勤め人を始めたばかりの時のtnkさんの訃報には正直参った。
そして、今年も非常に身近な友人の訃報に遭わねばならぬ理不尽さに憤りを感じる。
もちろん友人だけでなく、彼には婚約者が居た。
両親だって、姉妹だって、そして他の友人達。
それぞれの哀しみの深さ、いや、青天の霹靂というものか。
それぞれに衝撃・動揺があるだろう。

一緒に山に登った、河を下った、海に潜った、酒を飲んだ、くだらない空騒ぎをした、映画に行った、
演劇を見に行った、一緒に旅をした時間は1ヶ月程度では無い、旅の時間を重ねたら半年を越えるだろう。
そんな友人が逝った。

PCを一緒に組み立てた。
ノートPCは私の趣味で染めた。
ゲームをやった、企画を立ち上げた、一緒に笑い、哀しんだ。

私は今日、ヤツに最後の別れをしにゆく。
どんな表情ができるだろう。
きっと、どんな表情もできないだろう。
でも会いにゆく、最後だから。

満足した別れなど無い。
しかし、せねばならない事を私はしにゆく。


Jul.6,2002 (Sat)

通夜祭

 告別式の後ではあるが、探検部の仲間で集まって「お別れ会」と称して通夜祭の様な事をやった。
あいつの葬式は仏式であったが、通夜や清めの塩等は神道系の流儀である。
字面の面から見ても、ここは通夜祭と書くのがしっくりくるので、通夜祭とする。

 食い物と飲み物を準備した。
あいつとそして彼女が新生活をフライング気味始めたその部屋で、みんなで通夜祭をやった。
和やかに始まったが、それぞれのあいつとの思いでを語り出すと、案の定湿っぽくなった。
みんなから涙が落ちる。
当然だ、そういう仲間だからこそ、仕事がどうであろうと皆駆け付けたのだ。

みんなの言葉に胸が熱くなる。
前がよく見えない程に涙が溢れる。
そんな姿は見られたく無いのが私だ。
でも、どうしようもないくらいに涙が出た。
顔を両手で覆って泣いた。
シャツにでかいシミが出来るくらい涙が溢れる。
すすり出る声を必死に殺した。

俺の恰好じゃ無い。
人前で涙を見せる事なんて冗談じゃ無い。
強がり、やせ我慢、不遜、せっかく造った俺のスタイルが台無しじゃ無いか。

叫びたい、喚きたい、溢れる感情に身を委ねたい。
でも、堪えた。
言葉は抑えたが、涙は抑えられない。
涙の量が哀しみに比例するなんて考えは無い。
しかし、何年ぶりかに流した涙は、両手で拭える量では無かった。

暫くして、タバコを吸いに外に出た。
先に出ていた同期の一人と地べたに座り、煙草をふかす。
ゆっくりと何かを考えながら時間を過ごす。
一人、また一人と外に出てきた。
何時の間にやら、同期が勢揃い。
同期連中で雁首並べて煙草を吸う。
目の前には、あいつが最後に買ったオモチャ。
ランサーエボリューション6,マキネンモデル(限定)
ポツリポツリと言葉を交わし、そしてあいつに悪態をつき始めた。
「恰好つけてバカか?」
「寂しがりのくせに」
「一人がイヤなくせに、涼しい顔したってバレてんだよ」
こういうのがひとしきり続く。
先に逝ったヤツのペナルティだとばかりに、悪口を言ってやった。
別の仲間と「貴様が死んだときには・・・」と話した事がある。
そう、自然とそれができた。
嬉しかった。
手前勝手だが、俺達なりの供養だ。


Jul.7,2002 (Sun)

寝てた

 なんか「ぐてぇ〜」という感じに過ごした。
殆どベッドの上で寝ていたのだが、エアコンが壊れて心地よくない。
更新したと思ったら、酷くプライベートで暗い事を書いていると思う。
よりにもよって、ネットで公開する様な事か?と問われれば、否と答える。
しかし、私には必要な作業なのだ。

ぶっちゃけて言うが、ホントにプライベートな事は書いてない。
私の思念をそのままテキストに起こしてしまったら、多分読めたもんじゃ無い。
まぁ、それは誰でも同じだとは思うけどね。


Jul.10,2002 (Wed)

風速40メートル

 いや、今来ている台風がそうだという訳ではないです。
パトレイバーの劇場版第1作がこういう題名で、小説シリーズに出てたかと。

上陸は夜中の予定らしいが、既に各地では色んな被害を及ぼしている事だろう。
これを聞くと、何時も高知でファイヤーマンをやっている某先輩を思い出す。
以前の被害の際には、なんか現場出てやってるかと思ったが、実際に聞くと救急車運転して西東だったらしい。
まぁ、それはそれでご苦労様な事だ。


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