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過去の日記



[行間を読め!]

Sep.15,2002 (Sun)

 トップ絵変えました。
私の現在の『黒い三連星』です。
c505・T400・c505の順に並んでいますが、c505の一台はバックアップです。
もっとも、現在はバックアップを使っていて、メインは修理待ちですがね。
T400の黒は、仕事専用です。
え?割り振りが違う?普通はCLIEがプライベートだろ?
そんなことは俺が決めることだ。
ああ?PDAを複数台同時に使うのは変だぁ?
知るか、俺は実際使っている。
ふっ・・頑張って一般化しようが、物欲の権化にゃ変わりねぇよ?
そんな事は百も承知だ。
ん?だから突っ込みたくなかったんだぁ?
だろうな。

快適入力生活へようこそ!

 キーボードを買った。
\10kを越えるかなり割高なキーボードだ。
それもそのハズ、4つ折りになるPalmOS機用のキーボードだからだ。
サイズとしてはCFスロットモジュールを付けたiPaqサイズと言えば分かるかな?
まぁ、身の回りにiPaqを使っている人が居なければ分からない事この上ないか。

 ともかく、何処でもテキストパンチな環境は揃ってるのだが、現在仕事漬けなのでかなり意味が薄れてる。
なんせ、仕事=キーボード在りき、な仕事なもので・・・でも仕事の機械は使わない。
c505使い出して思うのは、CLIEの高機能さと、PalmVx系の手に馴染むデザインだな。
CLIE/T400ってのは、最薄型のモノクロ機だが、SONYパテントのJOGや各種のアクセサリが盛りだくさんで、非常に高機能な機械である。
一方、PalmVx系の筐体であるWorkPad/c505は知っての通りあの微妙にくびれたラインを持っている。
実際に持ってみると、この微妙なラインが親指の付け根の肉と、小指・薬指・中指がかかる感じが丁度良い。
まさしくPalmなデザインといえる。
T400は非常にシンプルな金属筐体であるが故に、直線的で手に馴染むデザインでは無い。
まぁ、ジョグダイアルに常に親指を当てさせればそうでも無いが、それはまた話が違う。
それに、筐体正面右下に電源ボタンがあるために、筐体下部を持てば片手でアプリボタンが押せてしまう。
それはそれでパッと参照する際には良いのだが、金属筐体と相まって落としやすくもしている。
良くも悪くも、PalmVx系の筐体は片手でつまんで操作できる様なボタン配置は採って無い。
多分、それはPDAとしては正しい在り方なんだろうと思う。

 c505の不満点が無い訳ではない。
何故なら高機能化の急先鋒たるSONY製のPalm機を使っていれば自明なこと。
まず、液晶解像度が上げられる。
画面が狭いのが問題では無く、ハイレゾフォントに慣れた自分の目が問題。
やっぱり日本語表示には、ある程度の解像度が必要だな。
それと、やっぱりジョグダイヤル。
なんだかんだで便利なのだ、やっぱりさ。
入力面でのアドバンテージなんて微々たるものだが、参照時の使い勝手はやはり良い。

 ではc505で満足のゆく点はというと?
まぁ、カラーなんて・・・と思っていたが、それはそれで悪くない。
T400のモノクロハイレゾ液晶の応答性がイマイチだからというのもあるがね。
あとは先に挙げてた点だが、手に馴染むデザインであるということ。
スタイラスがまともなサイズであるということ。
CLIEのTシリーズのスタイラスがあまりに細いというかお粗末だからだがね。
これは、使いやすいスタイラスを別途持てば良いという事で対応できるのだが、あまりそういう事はしたくない。
標準が使いにくいというか、最低限しか用意されていないのが不満なのだ。
そして、カラー液晶とちょっと被るのだが、バックライトがGraffitiエリアもカバーしている点。
おかげで真っ暗でも入力可能だ。

 色々と買ったが、PalmOS_4.x世代機はもう購入しないだろう。
次は、PalmOS_5.x/ARMになるんだろうな・・・んでもって黒い筐体のヤツ(笑)


Sep.28,2002 (Sat)

 相互リンクに『葵のぬくぬく計画』を追加。
「四畳半ふきだまりーず」の一員で、なにげ初めてやった麻雀で役満を上がったおとこ。
趣味は拾い食い。地雷を踏む確率は高い様だ。

自衛隊・・・好きだねぇ

 福井晴敏の本を読んだ。
『亡国のイージス』は横須賀で試験船「あすか」を見学した直後だったので、個人的にヒットした。
で、今回は『Twelve Y.O』とかいう作品。先に書いた『亡国の〜』以前に世に出た作品であるが、
同一世界にして『亡国の〜』以後のお話である。この作品が、第44回江戸川乱歩賞を受賞し、
福井晴敏は晴れてメジャーデビューとかいう話である。
 後書きの山椒太夫(大極宮参照の事)の言が正しければ、前年の乱歩賞出品作である
『川の深さは』(:未読)も更に繋がっているそうな。
 発表順は【川の】→【12】→【亡国】の順だが、少なくとも【亡国】は【12】以前という事だ。
【川の】は未読だが、多分発表順(刊行順では無い)と逆の時系列となるのだろう。
作り上げた世界で、それぞれのドラマを考えたのだろう。
 各作品に一致するのは、自衛隊をテーマにしているという点がある。
まぁ、矛盾という物質があった場合、軍隊という型に流し込めば自衛隊が出来上がるという日本国。
書き出したら止まらないというのは、よ〜くわかる。
 戦争を経験していない世代として、我々はいったい何を目指すべきか?
戦後復興の世代を否定はしないが、彼らが残した負の遺産をどう扱うべきか?
とかとまぁ、色々と出てくる小説だ。

 で、これで福井晴敏の2作品を読んだ訳だが、なんかねぇ・・・感じるっていうのかねぇ。
各種のアニメーションだとか漫画の匂いがするんだわ。
で、作者の既刊本のリストを見ると、ターンAガンダムのノベライズとかやってるわけよ。
「ああ、そういう人なのかなぁ」と思うしかない。
自分の感じた範囲では、明らかに彼のエッセンスはアニメだの漫画に端を発している様に思える。

 しっかし、こういう作品が【冒険小説】にカテゴライズされる事は知らなかった。
因みに、刊行本としてのジャンルは、【冒険ミステリ小説】らしい。
「SF」というとまず売れない、「ホラー」だけでは購買層が狭い・・・
で、出版社が採った方策が、すべからく「ミステリ」という接頭語を据え置く。
または、「ミステリ小説」に何らかの接頭語を配置するというアラワザ。

 え〜、福井晴敏やその作品関連のファンサイトだの、なんだの、の情報は見ていません。
だから、ファンの間で定説というか一定の解釈があるかも知れませんけど、
そんな事は知った事ではありませんので、ご注意下さい。


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