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過去の日記



[行間を読め!]

Nov.11,2001 (Sun)

平安京エ*リアン

 題字にはこれっぽっちも意味はない。
 最近憑かれ・・もとい疲れやすくなった。体の本体よりも、センサの類が問題だ。
特に目が痛くなりやすいのと、目の奥側の鈍痛&それから来ているであろう頭痛だ。
最初は、睡眠不足から来る一時的なものかと思ったが、8時間睡眠を行っても症状は起こった。
あ、症状が起こったというのは、常にこうって訳じゃ無くて、16時辺りからジワジワと諸症状が現れて、17時辺りがピークとなるのだ。
しかし、20時程度まで来ると、また戻ってるのだ。
休日に思いっきり休んで、蓄積された疲労を追いだせば改善するかな?

 先日兄貴が結婚した。
正確に書けば、昨日結婚した。
式は平安京にて行われたので、わたしは金曜の定時後の移動となったのだが、週末で混んでいたのか、越前から京まで立ちっぱなしだった。
鈍痛のする頭を抱え、煙草に煙る自由席通路で立ちっぱなし・・・おおいやだ。
21時あたりに親族用に確保したホテルにチェックイン、当然シングルだ。
チェックインした後に、その辺をプラプラと歩いて晩飯を確保。
ついでに森博嗣の「そして二人だけになった」を購入、式当日の暇つぶし用だ。
翌朝はやたら早いらしい、とっとと寝る事にしたが、やはり寝にくい。
思うのだが、ホテルのエアコンメインの温度管理はいただけない。
常に乾燥気味の空気が供給されると、私のように鼻に構造的欠陥を持つ人間には辛い。
口から直接空気を取り入れる訳で、喉がガラガラになってしまうのだ。
つう事で、わざわざバスタブにお湯を張って、バスのドア全開にするという儀式が必要になってしまう。
ホテルにとっては、窓が結露して汚れの原因になるから、迷惑ではあろう。
しかし、多くの人間がそうであるように、俺もまた自分の身が可愛いのだ。

 では、次に式の話。
神でも仏でも無く、人前結婚とかいう方式だ。
場所はチャペルを使ったが、白々しい聖書の引用と説教が無くて良かった。
で、終わったらそのまんま披露宴に突入。
新郎新婦の入場から始まり、最初に司会者から新郎新婦の紹介があったのだが・・・
「・・・新郎の**さんは、姉と弟の二人兄弟の長男として生まれ・・・」
「・・・・ふっ・・・・」 ・・・新郎親族席からかすかに聞こえる失笑。
 ほほぅ、俺は何処へ行った?戸籍変わったら兄弟じゃ無いのか?(笑)
まぁ、確かに座席表には[新郎弟]とかって小さく書いてあるが、名字の違う人間の名が書いてあるが、普通結婚とかしてれば名字が変わってる訳で、それくらいはチェックして頂きたい。
座席表だけ見れば、既婚者の様に見えない事も無い(姉も名字が変わっている)が、独身も独身である。
それから20分程してからだろうか、誰かに言われ判ったのだろう、司会のお姉さんが私の席まで謝りに来た。
「・・・申し訳御座いません、打ち合わせの資料がこのようになってまして・・・」
 と、打ち合わせに使われた資料を見ると、「ご兄弟」の欄には「姉と弟」と兄貴は書いていたのだ・・・。
中途半端な書き方しやがって・・・まぁ、俺や姉ならば「姉と兄」とか「弟2人」とかと書くのだろうが、よりにもよって真ん中だからなぁ。
この司会者、次からは何人姉弟か確認するようになるのだろうなぁ・・・とかとしばし思う。
で、次にトークが始まると、早速私の事を訂正する司会者。
「先程、新郎**さんを姉と弟の2人姉弟と申しましたが、弟さんがいらっしゃいます。」
「**さん手を上げてください〜♪」
 注目が私に集まる・・・恥ずい。
取りあえず、無視する訳にもいかず手を上げる。
「は〜い、有難う御座います。**さんはまだご結婚はされて無いんですよねぇ?」
「まだです」
「では、みなさん次は**さんの番ですねぇ♪」
「・・・・(苦笑い)」
「はい、笑顔が素敵な**さんでした〜」
 ・・・苦笑だこれは!

 とまぁ、意に反して必要以上に目立ってしもた。

 後はまぁ、お決まりの如くアレコレと話が続く、友人系は大抵が暴露トークである。
兄貴の趣味というかプレジャーは非常に分かり易い、バレーボールと車と映画である。
別にこれだけって訳じゃないが、上から順に3つ直ぐにあげれるのだ。
で、車なのだが「赤いイタ車」という、表現によってはちょっと俗っぽ過ぎる。
ちゃんと言うと、アルファ145に乗っている。
 で、暴露トークの中のひとつ・・・
「・・・**君は車が大好きで、大学の時から色々と弄っていました。車が好きなのは良いのですが、こうやって結婚したら車を弄るのは控えて、お嫁さんの**さんを弄ってください・・・」
 新郎新婦の友人連中は腹を抱えて大爆笑、俺は笑いたかったのだが、親父が隣に居たので笑うに笑えなかった。
この後、トークはさらに品が下がっていった。
まぁ、こんなもんだよな。

 披露宴が終わった後に、兄貴が購入したマンションに足を運ぶ。
取りあえずどんなところか見ておくという親に付いて行った。
住所は聞いていたが、行ってビックリ・・・五条堀川と四条の交差点が見える場所にあった。
で・・・駐車場付き?・・・・ちょっと待て!幾らしたんだ!

 てめぇ、ホントに実家戻ってくる気があるんか?


Nov.12,2001 (Mon)

おひっこし

 笑った,笑った,冷めた
 アフタヌーンのシーズン増刊を帰りに買った。
 沙村広明の「おひっこし」が取りあえずの目当て、が、買ってビックリ平野耕太が書いてた。
タイトルは「彼らの週末」、まぁとりあえずここ見に来てるヤツなら読め。
某下宿で'99〜'00に繰り返されていたような内容が書いてある。
幾つかのポイントで笑った後、なんかやたらと頭が痛くなった。

 昨日購入したあさりよしとおの「なつのロケット」の後書きを眺める。
と、気付いたのだが、連載時には最後に調査にやってきていた政府関係者って、あの長沼さんだったはずだが・・・。
やはりコレは白泉社だけに、変更したのだろうか?
チラチラと修正後が見えるが、別に変える必要はあまり感じなかったが。

 仕事の方はちょっと一段落。
結構ヤバイ所を担当したのだが、テストで発覚したバグというかミスは一ヶ所だけ。
それも、テストの為の仕様を確定させただけで、バグと言い切る事も無い。
で、別にこれは自慢でも何でも無くて、単に怖いのだ。
テストの段階で、バグとか不具合がここまで見つからないのは、バグの多いコードを組んできてしまった身には、非常に空恐ろしい事だ(笑)
いつぞやみたいに、客の環境でいきなりドカンとあらぬ動きしてもらっちゃ困るのだ。
自分のコーディング能力が信用できない故に、程々にバグが出てくれた方が「完成に近づいた」という根拠の無い安心感が得られるからだ。
何百キロも彼方の客の所まで出張するのは、今月末辺りである。


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