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May.4,2004 (Tue)
◇プラネテスのオープニング
GWの時間を非常に無駄に使うべく最近買ったプラネテスDVDをダラダラと見ていた。
そんでもってオープニングに色々と出てくるので、チェックしてみた。
そういう訳で、オープニングの中身を列挙〜START〜
01.スプートニクの打上
02.アポロ打上
03.わからん?
04.竹取物語?
05.イカロスの翼?
06.ベルヌの小説挿絵?
07.唯一神アトン?〜トイボックスをバックに主要キャラ〜
08.火箭(古代中国の固体ロケット兵器)
09.ツォルコフスキー
10.ゴダートのロケット実験〜タナベによる宇宙服〜
11.A4ロケット(V2のこと)
12.A4ロケットによるロンドン空襲
13.スプートニク1号(世界初の人工衛星)
14.スプートニク2号に乗ったライカ(ライカ犬という種では無くライカという名の犬)
15.マーキュリーMR1
16.マーキュリーMR1に搭乗したハム(チンパンジー)
17.ドラゴンフライ(ミール宇宙ステーション)
18.国際宇宙ステーション(あくまで完成図)
19.スカイラブ〜ハチマキ→ユーリのコンパス→地球の影から太陽〜
20.スペースシャトル(エンデバー)
〜↑をバックにレギュラーキャラクター〜
21.ハッブル宇宙望遠鏡
〜↑をバックにハチマキ〜
22.主要なブースターが次々と出てくる
(全部列挙しようかと思ったが分からないのが多いので止め)〜ロックスミス,ホシノゴロー →オーロラ〜
23.ヴォストーク1号(ユーリガガーリン搭乗ポッド)
24.サターン5の第1段燃焼
25.サターン5の第1段と第2段の接続リング切り離し
26.アポロ11号のLMによる月面着地
27.多分アームストロングの足跡〜ハチマキのスペースウォーク〜
〜ハチマキの走る姿〜〜END〜
PCでDVDを観ているので、ブースターが次々替わる所がチェックできん。
ディスクから観ているとレスポンスが悪くて止めるのが巧くいかない。
まぁ、どっかの(私以上の)暇人とかがチェックするだろう。
May.6,2004 (Thu)
▼ΠΛΑΝΗΤΕΣ(1)
『プラネテス(1)』
原作:幸村誠
製作:サンライズ
正直なところを言うと、私にとってのプラネテスってのは「屑星の空」だ。
「屑星の空」とは原作PHASE.1(第1話)エピソードであり、元々は読切作品だ。
プラネテスのアニメーションオフィシャルサイトであらすじを読む限りはこの話は登場しない。
もちろんオープニングムービーとか、幾つかのエピソードにて多少は触れられると思われる。
まぁテレビで毎週放送するとなると、構成上仕方が無いともいえる。
まぁ製作側も色々とあって悩んだ結果「別物扱いでやっちまえ」になってるしね。
とりあえず見てみた。
原作では割と適当に済ませていた(静止画だから)点はちゃんと配慮してるみたい。
慣性というのは緩急つけて面白く動かすアニメーションとは相容れないかも知れないけど・・・。
まぁ、アクションじゃないんだから、そのくらいはね。
2話だけで言うもんじゃ無いかもしれんが、ユーリの扱いがねぇ。
タナベがこれだけ前面に出てくるんだから、必然的に他のキャラの出番が薄くなる。
なんかアニメーションオリジナルキャラと同程度の扱いに落ちそうな予感。
やっぱり原作PHASE.1が無いと、ユーリはどーしてもそうなっちまうか。
BSでの放送自体はそろそろ終わってるハズ。
今後月1のペースでDVDが出るので、今年中には出尽くすって事だよな(全9巻)。
まぁ、ゆっくり買ってくとするか。
May.7,2004 (Fri)
◇今更だがイラク
ちょっと面白い記事があったので、ちょっと紹介してみる。
→「パウエル発言」の引用されない部分[産経新聞]
私はそれほど熱心にイラク人質情報をチェックしてた訳じゃない。
そういう訳で、パウエル発言を引用した反対の立場の発言を何処で見たかまで憶えてない。
軍人出身な人な訳だから、非常手段としての軍事力の有効性を信じているだろう。産経新聞の報道はどちらかというと皮肉だが、まぁ言いたくなる気もわからんでもない。
高度に政治的な問題だったとは言え、ソレを安直に政治利用した連中がごまんと居た訳だし。
利用され、矢面に立たされた家族はいい面の皮というものだ。
重ねて言うが、私はどっちかってぇと右程度のもんだ。
イラク派兵を積極的に賛成とは言わないが、だからと言って自衛隊を批判するものでもない。
非常手段としての軍隊の力は必要だと思うが、ソレを安易に外に出す必要があるとも思わない。
とっとと自衛隊を国防軍として再編しろとか本気で思ったりする。何が気にくわないか?
本来保護されるべき人質家族をダシにしたカツドウカなる連中。
踊らされた報道そのまんまに実費請求するぞと息巻いた連中。
捌け口とばかりに人質およびその家族を叩いた連中。
どいつもこいつも気にくわない。
相変わらずテレビは米国とアラブ人の情報戦の場だ。
そして同列に扱われる議員連中の年金未納問題。
May.9,2004 (Sun)
◇転職とか
正確には「転社」というべきなんだろうな。
日本では基本的に就職じゃ無くて、就社なんだから。
まぁ私に近い人とか、年末年始に酒飲んだ人なら憶えているだろう。
「辞めてやる辞めてやる辞めてやる辞めてやる辞めてやる辞めてやる・・・」
とか繰り返してたから。
まぁ、実際その時分には転職先とか物色してたもんだし。
で、ハタと気づいた事があるのだが、利用していた転職関連ポータルに今所属してる会社の求人が載っていた。
自分のプロフィールって何処まで公開されてたっけ・・・とイヤな汗が出る。
まぁ、基本的に企業側から細々としたフィルターかけて探す職種じゃねーから大丈夫だろう。
ハッキリ言って、あるライン以上の情報が公開されたら人事担当者が見たらモロバレだし。少なくとも後2年は今の会社を辞めるつもりはない。
というか、次期人事の内定が守られればそうするつもりでいる。ハタラク事ってのはどういう事なんだろうか?今さながらに考え込む事が多い。
こういう問は就職活動してる時とか、就職直後とかに散々悩めば済むはなし。
ダメだったならとっとと辞めてるだろうし、違うからこそ今でも働いてるんだろう。
ハタラク事に対する世間の目とか風潮とかそういった価値観以前に、そうでない事が不快レベルまで影響するからだろう。
正直、この先見込まれる収入が現金であったとしたら、速攻仕事を辞めてると思う。
これが語る所は「喰うためにハタライテイル」という事なのか?
単純に労働を行う事で、社会生産に寄与している。
これは多分最も明快な価値観であろう。
しかし、ただ単純にハタライテイル事は評価される程大きな事じゃない。
家庭という経済単位を維持運営する為にハタラク事は大きく評価すべきだろう。
が、独り者である自分としてはハタラク事にさほどの意義とか価値はない。
正直、多少なりとも面白いからやってるだけのことと言って差し支えない。
まぁハタライていれば余暇の有り難みが増えるし、経済的な理由で卑称かつ矮小な我慢を強いられる事もない。
つまりは、ハタライテイル方が楽だからやっているだけだ。学生時代に宣言した30歳のターニングポイントはちょっと後にずれ込みそうだ。
まぁ何度か言っている東京勤務は勤め上げないと周りにかかる迷惑の桁が違うから。
辞める事の障害の方は実は減ってきている。
自分が勝手に定めた事だが、某事業が黒字転換するまではハタラクという目標があった。
これは今期の決算の結果で、多分達成できるものと思われる。
これはこれでギリギリのラインにあるのだが、来期に関しては確実であろう見込みもある。
この先は更に利益率を向上させる必要があるから、今以上にシビアになるかも知れない。
でも、個人的には会社が私に対して行った投資分の価値は黒字転換でチャラだろう。
もちろんソレは私の勝手な思い込みに過ぎない。
だがね、ある程度使い物になる様になったら即ドサ周りに出された身としてはこのあたりなのだ。最近本社に居ないが為に、本社に戻った際に交わす話のギャップについて行けない。
戦線から遠のくと〜で始まる後藤喜一のセリフじゃ無いけれど、とにかくギャップが大きいのだ。
「残業するな」なんて言っただけでどうにかなるもんじゃない。
本当にさせたく無いならば、給与体系を変えて貰うしかない。
なんせ、残業しないと終わらない仕事を入れられるから残業しているのだ。
残業なんてしたくてやってんじゃない。
勤務時間内で仕事を終わらせるには、もっと人を増やして欲しいものだ。
ソレなのに、退職者はゾロゾロ。
ドサ周りで常に最前線では一度に受け入れられる新人の人数なんて限られている。
上司には色々と苦言を言うが、簡単に解消出来る問題ではない。問題を沢山抱えながらも成長を続けている会社だ。
巧く舵取りすれば、もっとイイ会社になるに違いない。
仕事量は情け容赦無い所があるが、その他は結構快適なものだ。▼先輩とぼく
『先輩とぼく』
著者:沖田雅
出版:メディアワークス
え〜っと電撃文庫ってあんまし買った事が無いです。
それでもさすが角川!こんなブランド(文庫)の癖に、やっぱり巻末のアレがある。
まぁ、こんな事はどうでもいいか。
いわゆる性転換ネタ(*1)に分類される物語。
先輩(♀)とぼく(♂)がアブダクト(*2)され、体弄り回されるついでに脳を交換。
という非常に大胆かつ安直な方法でお互いが入れ替わります。
入れ替わった後も、周りは結果オーライな楽天家ばっかりでフツーに生活する。
逆に言えば、必ずついて回る重めの葛藤とかをサックリ切り離してネタに徹している。
ザックリ切り込まずホンワカで行こう、みたいな具合。
随所にネタが散りばめられているが、コテコテって訳でもない。
なんつうか、見事にライトノベルな気がした。
【 bk1 / amazon / Yahoo! / 旭屋 / Jbook / 紀伊國屋 / 楽天 / skysoft 】
May.10,2004 (Mon)
◇Winny開発者逮捕
→Winny開発者逮捕[Yahoo!News]
開発者が逮捕されるってどーいうこと?
冷静に考えて犯罪幇助の解釈は当然成り立つのは確かだがね。
だが逮捕に踏み切ったのが、京都府警という点が非常に問題と考える。→京都府警捜査記録流出[Yahoo!News]
警察組織というのは大家族制と言って良い。
良く言えば連帯感による相互扶助の思想がある。
悪く言えば身内の恥は極力隠す(隠蔽)する傾向がある。
違法性を孕み、犯罪を増長するソフトウエアによって内部情報を流出させたのが京都府警。
この2つのニュースを見て身内に甘いという感想を抱く人間が少ないと思うか?
今後その辺りを過剰に突っ込みまくる人間が増えることだろう。ちょっと関連して追記。
孫正義氏がTVニュースにてコメントを求められた際に、
「逮捕は当然、同情の余地は無い」とのたまったらしい。
WinMXやWinnyを紹介する雑誌を出版している会社の経営者とは思えない発言。
よくもまぁ恥ずかしげも無く言えたものですね。また追記。
→エキサイトニュース[共同通信]
誰?この記事書いた人は。
Winnyの説明が「インターネットを通じて人気映画やゲームソフトなどを簡単に入手できるファイル共有ソフト」だってさ。
別にWinny使わなくてもネット上のサーバに置くだけで終わりだって。
速攻で捕まるか、現場抑えられない限り大丈夫か、それだけの違いだと思う。
私が学生の時分は、音楽とか動画とかゲームとか平気でアーカイブがWebにアップされてたものです。
まだ警察が対処を行う体制が無かったものですから、ISP側の地味な削除作業でしか対処されてなかった。更に追記。
→小倉弁護士「Winnyは中立的道具」[ITmedia]
私としてもこの点についてどういう事になるか興味深い。
インフラを造った事が罪に問われるかどうかというのが根の深い問題となるだろう。
京都府警による解釈はインターネット全般にも適用可能というとこ。◇キタッ![VGN-U50]
→VGN-U50[SONY]
VAIO-Uの後継機が出たっ!
うわぁ、なんか今まででのUの中で一番物欲が刺激される。
実は小さいAirBoardがあったらええなぁ・・・とか思ってたりしてた。
IEEE802.11b/g対応のワイヤレスLANがあるから、自宅内では問題なし。
やっぱり小さいマシンはいいなぁ。
May.11,2004 (Tue)
◇小さいケータイ
→世界最小69gのケータイ[ITmedia]
出せ、市販しろ、俺が買う!
そもそもi-modeをほぼ使わない・・・つうか、通常のネットアクセス手段を持ち歩く俺としてはケータイは小さくていい。
「回転する」という一点のみで購入したSO505iがでかすぎ。
SO207は小さくて使いやすかったなぁ・・・どーにかしてほしい。
ということで、とっととリリースする!という所まで書いて2時間後・・・
→premini[DoCoMo]
アレ?DoCoMoに製品ページあるじゃん。
という訳で、リストモみたいに限定発売かも知れないが市販はされるようだ。
PHSじゃ無くてケータイな訳だから「新規加入のみ」とかふざけたリリースはするなよ。
取りあえず出たら買うと思う。◇MSの懸賞金
→Sasser逮捕は懸賞金のせい[ITmedia]
なんかヤな感じなのは、通報者が懸賞金を要求後に情報提供したという点。
まぁ、作者の自己顕示欲が仇となった訳なのだが、MSの資金力の前に欲に走った通報者がいたわけだ。
情報ひとつで25万ドルなら儲けもあるってもんだ。
仮に通報者5人で割っても1人5万ドルだぜ?高級車買ってもおつりが来る。
日本ならば国立大の学費くらいは払える?かな。
ヤな話だが、俺もグラッと来てしまうだろうな。ただ、Windowsをクライアントに使ってるシステム屋としてはだ。
こういうウィルスの作者はキッチリ駆除して欲しいものだ。
下手を打つと、この手の輩の為に半期に及ぶ修羅場の売り上げ分くらいがアッというまに飛ぶ。
もちろん対策には対策を講じてるのだが、完璧とは言えない。
それにウィルスによる通信インフラの帯域占有が許せない。
May.12,2004 (Wed)
◇Winny関連・・・解説サイト管理者も家宅捜索
→関連HP運営者宅を捜索[Yahoo!News]
同時に個人も家宅捜索ですか・・・。
では、ソフトバンクパブリッシングが編集・出版しているネットランナーを始めとする雑誌関係はどうなのだろうか?
ファイル交換ソフトのみならず、DVDのリッピングとか色々と出してたけどさ。
May.13,2004 (Thu)
◇戻れるかな?
仕事中に本当に戻れるか計算してみた。
結果が出た・・・戻ると余計に経費がかかる。
滞在費その他を考慮すると、戻って以降に1ヶ月に可能な現地作業回数が2回。
あ、戻らねぇ方が全然安上がりじゃん。
そういうわけで、自宅に戻る事なく東京勤務に突入しそうです。◇はやいねぇ
週に1回くらいアクセスの状況とかチェックしてます。
殆どがGoogleですが、どういった検索ワードでこっちに来てるのかとかが面白い。
コンスタントなアクセスはやっぱりnDiaryアンテナからです。
後は殆どが検索の結果参照している。
それでまぁ色々なキーワードで来る訳です。
例えばここ数日なら、「孫正義」「逮捕は当然」とかで来るんです。
時事ネタであっても、各検索サイトロボットの巡回タイミングとかがありますから、常にGoogleばっかって訳でもない。
でもGoogleが圧倒的である事には違いない。あと、偶にあるのが「blogmap:ishinao.net」からのアクセス。
どんなことやってるかってぇと、blogmapとはなにか?
さまざまな個人WebサイトからリンクされているURL、ASIN(ISBN)を抽出し、多くのサイトからリンクされているURLおよび書籍/CD/DVDなどに関して、ランキング表示する。という事らしい。
多分、nDiaryアンテナからnDiaryユーザはほぼ全て捕捉されていると思われる。今更だけど、このirukaya.netはblogじゃ無いです。
日記をベースとして管理人がなんか思った事とか引っかかったニュースについてダラダラ書くだけのさいとです。
このサイトのリンクページは「Thanks to...」という個人的な意味しか無いです。
だから、何処とリンクしているからといった傾向を見るのに役立ちません。
BBSは設置者本人が見放してます。
コメント機能等の双方向機能なんか入れる気ありません。
何か言いたいならメールでも出せばいい。
落書きしやすそうな壁なんぞ、誰が置いてやるものか。
というか、そういう人間すら来ないのがこのサイトです。
May.15,2004 (Sat)
◇寄付という名の訪問販売
安いアパート暮らしをしていると色々攻めてくる。
新聞屋だとか、洗濯屋だとか、宗教だとか、自己啓発だとか。
「この商品を買って頂くとアフリカの子供達が・・・・云々」の訪問販売が来た。
要はちょっと高めの商品を買った利益で、アフリカの子供に教育を与えられるというもの。
ハッキリ言ってバカバカしい。
チャイム攻撃で起こされて、寝起きの不機嫌な所にそんな事を話されて不快にならんはずが無かろう。「そういう経路のハッキリしないモノに金を出す気はない」
「証明ならここに・・・」
とか言って身分証を出す。
「はぁ?そんなもんが証明になるわけ無いでしょう」
「ではこれが・・・」
とか言ってパンフレットを出そうとする。
「だ〜か〜ら〜、それはおたくが自分らで作成してるもんでしょう?
そんなもんが証拠になるんだったら、裁判で負ける人間なんかいません。
第三者による事業が行われてる証拠・・・新聞とか雑誌とかで取り上げられたとか、
見せるならそういうモノを見せなさい。
で、そういうもんがあるんですか?」
「いえ・・・」
「ではお帰り下さい」そういう遣り取りであっさり引いた。
あっさり引くというのは、時間をかける無駄を分かっているという事だ。
この程度の質問の対策をしてないのは随分程度の低い販売員だ。
もっと手強い連中は沢山いるぞ?◇本屋巡り
また普通に休暇を使えるようになったので、本屋へ行く頻度が増えている。
今日は長野市内でチェックしてないbookoffが残ってた事に気づき行ってみた。
取りあえず\100コーナ・・・ハードカバー系は他の店舗と同様ダメだった。
文庫系ということで早川をチェックすると「サターン・デッドヒート2」上下を発見。
とりあえず保護するものの、第1作が未だ見つかって無いので積読本行きだ。
因みに私はシリーズモノを途中から読む行為に対してハッキリと嫌悪感を催す。
某友人や某知人にある作家を薦めた際に「1作目が見つからなかった」という理由で2作目とか3作目を読んだ感想を聞かされた事がある。
別に読書体験の在り方について一家言がある訳じゃ無いが、薦めた手前そういう読み方をされると返って腹が立つ。
May.16,2004 (Sun)
▼Last SAMURAI
『Last SAMURAI』
監督:エドワード・ズウィック
トムクルーズ主演のサムライ映画。
渡辺兼がアカデミー賞の助演男優にノミネートされた事が有名。
日本人スタッフが多いので、おバカな日本像にはなっていない。
突っ込みたい所はいっぱいいっぱいあるのだが、パールハーバーに比べたら100倍マシ。
相変わらずトム・クルーズのアクションは頑張ってるなぁ・・・とか。
渡辺兼の表情と演技の切り返しが相変わらずだなぁ・・・とか。
だがね、一番思ったのが「真田広之勿体ねぇ」というところ。
確かに渡辺の存在感と天秤にかけるとアレかも知れない。
でもさ、日本人キャストの中じゃ武士の立ち振る舞いが一番できる人だから。
それにしても、よくここまで日本人スタッフの動員ができたなぁ。
金かかっただろうなぁ、すげぇ手間かかってるだろうなぁ、いや凄いよホント。
実際、京都時代村とか日光江戸村とかからアクション要員引っ張ったらしいし。
トムクルーズの役であるオールグレン大尉の監視役の爺さんが一番光ってたかも。
なんつうか江戸の武士道だよなぁ。
いや、江戸崩壊直後辺りなんで正しいと言えば正しい。
私的には葉隠れ的武士道とか、鎌倉武士道とか、色々と区別を付けたくなる。
武士階級の台頭と支配の歴史があったように、時代それぞれの武士道がある。
だから、侍として十把一絡げに考える事が出来ないのが日本人としての複雑さかな。
May.17,2004 (Mon)
◇メール
なんか「subject:キタ━━━(゜∀゜)━━━!! 」とかいうメール受け取った。
いわゆる会社の業務用なアドレスだったもんだから「はぁ?何処のバカだ?」と思って差出人を確認すると・・・お客さんだった。
某巨大掲示板のまとめ系サイトのアドレスだったのだが。
何故に?実はこのお客とは、待ち時間だの、空き時間だの、喫煙時間だの、に面白いサイトの情報交換とかしていたからだ。
しかし、最近はまったくもってやってなかった訳だが、何故に唐突にコレが来る?(追記)
社会人とは思えない巫山戯た時間まで掛かって読み終わる。
なんつうか、世の中頑張ってるヤツが居るんだなぁ。
中でも最もホットな電車男のキロクは凄いなぁ・・・ネタじゃ無理だよなこの展開。
まぁライブ状態の板の方では色々な書込があるだろうが、コミュニケーション手段としてここまで機能しているのが凄いな。
私自身、2ch自体はこうやって祭り状態になって一般にも情報が流れ出さない限り見ないけどね。
リストカッターとかテロ予告とか、別の方向では数の暴力とかそういった内容が注目される2chだけど・・・。
こうやって、かなり(世間的には)前向きな方向に匿名不特定多数な人間のコミュニケーションが動くのは面白い。
それこそが2chのカオティックな魅力なのか?
まぁ、通り一遍な批評は抜きにして、事実は小説より面白いのは確か。
素直に凄いと思う。
May.18,2004 (Tue)
◇MacOS_Xエミュ
→PearPC[オフィシャル]
→ウィンドウズPC上で『マックOS X』が走るエミュレーター『ペアーPC』[WiredNews]おおっ!出たか!やるな!・・・・でも実用はまだまだ先だそうだ。
今後にかなり期待させてもらおう、頑張ってやっちくり。
May.20,2004 (Thu)
◇アマチュアロケット
→アマチュア無人ロケット宇宙へ、CSXTが打ち上げに成功[MyCOMPC]
何処からが宇宙空間なのか?
愚かな問いだが、当事者には非常に重要だろう。
到達したと公的に認められるのと、そうでないのでは風評が違いすぎる。
国際航空連盟(FAI)による宇宙の定義が「高度100km以上」という事で100kmより上は宇宙空間。
成層圏越えて、中間圏の上限からひっこり頭を出した高さ・・・それが高度100kmという位置。
大体高度100kmくらいから大気密度がどーんと低くなってくから、便宜上ここいらを境界として扱っている。
因みに米国のスペースシャトルは最低240kmまでは上がります。
国際宇宙ステーション(ISS)は大体360km程度です。
静止軌道(*1)では36,000kmの円軌道となります。
こやって比べると、100kmというのはずいぶん低いと思われるでしょう・・・いや実際に低いんですけど。
だから、高度100kmにはまだ大気が存在しています。
地球大気の熱分布による分類では、対流圏・成層圏・中間圏・熱圏、と定義されてます。
熱圏を除く3つの層が高度0〜80kmで、これより高くなると急激に大気密度が低くなっていきます。
熱圏自体が800kmくらいまであるので、大気圏外という表現は800kmレベルの中間軌道でないと正しくない。
しかし、大気圏突入という言葉がある通り、低軌道の大気密度程度であれば「無い」ものとみなしてます。
惑星間とかのうす〜い空間から考えたら、全然大気があるんですけどね。とまぁ、堂々巡りな事をダラダラと書いても仕方がないねぇ。
できれば笹本の「星のパイロット」シリーズの様な世界が実現するといいなぁ。
やっぱり開発の主役は民間企業であるべきだと思う。
大航海時代の到来求む。◇さくらんぼ
最近カレー屋の帰りに寄る本屋で必ず耳にする曲がある。
唐突に「あ〜たしさくらんぼ〜!」とか始まるアレです。
別の場所で聞いたら一応サビから始まってて、耳をすませたところへ絶叫する魂胆。
とにかく「あ〜たしさくらんぼ〜!」とかいう部分しか耳に残らない。
いや、そんな事はどうでもいいのだ。
印象的以前にさくらんぼって何よ?さくらんぼってさ?上記の様に無理解のまま数週間が過ぎた。
そしたら、歌詞を読む機会があったので(本屋で流れる音じゃわからない)確認してみた。
前後に何を歌ってるのかが分かった。
ああ、寄り添ってる2人とかペアだとかカップルだとか、そういう意味で使ってるのね。
という事に今さながら気づく。可愛くテンポ良くというのは分かるが「うぇい!」とか「もういっかい!」とか。
オジサン疲れるよ・・・とか言い出しそうな歌詞内容です。
狙ってんだかなんだか、とにかく頭に残っちまうのは確か。
さすがに購買意欲になるこたぁない。→参考:大塚愛オフィシャルサイト
◇シンテンシタラエサヲヤロウ
→拉致問題進展の場合...[朝日]
拉致問題が進展した場合、北の赤い国にコメを送るそうな。
テロリストとは取引しないと言った総理だが、テロ国家とは取引はOKの模様。
テロ国家という表現自体がアレなんですが、とても国益に沿った外交判断とは思えない。
どうせならさ、どーんとでっかい支援策発表してさ。
日本の要求突きつけた瞬間から1日遅れる毎に5%づつ減らしていくの。
猶予は20日間、さてどの辺りで北の赤い国が手を打つだろうか。札束で顔をひっぱたく外交するなら、せめてコレくらいやって欲しい。
→日テレ同行取材拒否...[朝日]
先に挙げた事の報道がお気に召さなかった為「やだ」とかなった模様。
まぁ、報道は普通にやってんだけど、何で最後に一行「政治評論家の森田実氏〜云々」があるのだろうか?
森田実氏に現在どのようなポジションにいて、どの程度知名度かは知らない。
何より森田氏自身の評論読んでないから。
私が知っているのは、元全学連リーダーという肩書きだけ。
May.23,2004 (Sun)
May.24,2004 (Mon)
▼戦闘妖精雪風(4)
『戦闘妖精雪風(4)』
原作:神林長平
監督:大倉雅彦
え〜っと、戦闘妖精雪風のOVA第4巻です。
OVAにしてもゆ〜っくり造られてるけど、いったい何時完結させるんかね。
この長さだと、6巻あたりまでで収めるのかいな?
まぁ、それはいいとしてだ。
毎度の事ながら、戦闘シーン(当然空戦)綺麗に見せる事に心を砕いてるねぇ。
ただ、現在の常識からするとそんな高強度の機体なんかねぇ〜っ!な機動するけどね。
ついでに言うと、仮にそんな推力があったとしてもパイロットがとっとと死ぬって!な加速とかさ。
その辺りはフィクションという事でおいておけるけど・・・やっぱ映像になると「ありえね〜」と思ってしまう自分が哀しい。
それはそうと、作中に出した日本海軍の空母のネーミングがまた・・・
その名前ってのが、艦番56「アドミラル56」だとさ。
誰が考えたんだかねぇ(w