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過去の日記



[行間を読め!]

Mar.1,2001 (Thu)

 今日から三月だ・・・もう働き出すまで一月も無い。

 今日も今日とて朝から教習所へ行く。昼前から、午後にかけて教習が3時間入っていたからだ。今日は担当の教官では無く、別の教官のに乗った。最初の時間は良かったのだが、ふたつめが最も乗りたくなかった教官にブチ当たってしまった。件の学科で問題のあった教官である。まぁ、そこそここなしつつやっていたが、ブチブチと愚痴をこぼすのはどうにかして欲しいものだ。ただ、聞いていて分かったのが、高校生はとにかく担当したくないという事。やっぱり大学生が良いと繰り返し曰う。疲れてるなぁ・・・・このおっさん。などと思ったが、それを学科教習で発散しちゃぁダメだわい。

 で、みっつめは、また最初に乗った時と同じ教官で、市街の方へ進路を取った。なんかゴミゴミ(鳥取で”比較的に”だが)してて乗りにくい。ついでに言うと、教習車だからって、同じスピードで流れている車の列に強引に割り込むのは勘弁して欲しい。譲ってくれる人が多い中で、ああいうのはやたらと目立つもんだ。

 大型二輪を受けている修士同期Yと一緒に大学に戻り、ちょこちょこと用事をこなしつつ、夜中また教習所へ学科を受けに行った。夜間枠なせいか、やたらと人が少ないし、交通事故絡みの学科だったせいで、非常に暗い気分に浸らされる。さすがにアレはイヤだなぁ・・・。

 その後はバスで大学に戻らずに、教習所から直接トコトコ歩き部屋に戻った。何かやたらと今日は疲れたので、早めに就寝。


Mar.2,2001 (Fri)

 なんだかんだで、教習所通いは順調に行っている。まぁ、大失敗する方が難しいと言えばそうなのだが、技能・学科教習ともにコンスタントに受けているせいか、進みが結構速いとも言える。

 本屋で「ちょびっツ;CLAMP」を購入。内容的にはかなりアレで、相当な確信犯的でもある。主人公の状況は、「めぞん一刻」+「件のネタ」である。この”件のネタ”というヤツは、私は誰が最初に始めたのか知らないので、そういう書き方にしたが、まぁよく知られている所では、新谷かおるの「ぶっとびCPU」ネタと言えば分かるだろう。後、正確には書けないモノの、これ以前にも幾つか同じネタは見た憶えがある。まぁ、新谷かおるのアレは、命令が完全にDOSライクなので現実的過ぎてシヲシヲではあるが。ただ、イニシャライズやメモリ増設が某蛋白(生殖細胞)というのが非常に御都合主義で笑えた事はたしか。

 で、元のネタに戻るが、この手のストーリーってのはロボットの観点から行くと、相当に無理があるお話ではある。なんせ、人型が歩いたり飯作ったりするからな。その辺の突っ込みは無しにしても、やはりパソコン(個人使用の汎用計算機)を人型にする理由ってのが全く解らない。いや、そういう大前提を無視しなければ読めない漫画であるのは認めよう。でも、人型のパソコンが普及する条件が揃っておらず、かなりめちゃくちゃな(つまり現在と全く変わらない)世界なのだ。これは兵器が人型である必要以上の問題とも言える。

 さて、問題は作中のセリフにある。

「名前付けて可愛がる!ヘビーユーザーの一歩だねぇ!」

 というものだ。思い当たる人間が多いが故に書いたセリフだと思われる。確かに名前を付けて可愛がる人間は多いだろうが、あの様な形態(美少女)で無いとちょっと無理。しかし、そうじゃ無くても名前を付けているヤツは沢山居る。何故だ?ここからがちょっと理解し難い所だ。かくいう私もThinkPad560Xに”Garuda”(ガルーダ)というというネットワーク名を付けているが、私自身通称程度にしか使った事はない。一時はキチンとDNS登録していたから、それなり意味はあったのだが・・・。

 私の身近には、パソコンとかバイクとか、とにかく個人ユースの無機物に関して名前を付けている連中が居る。まぁ、誰とは言わない。認めない訳じゃ無いが、理解しかねる事であるので、この事で何度か揉めたというか話のネタに挙がった。結局私が満足・・・いや、決めつけられるだけの理由が浮かばないし、私の気の済むだけの訳も聞けない。いや、蒸し返そうって訳じゃ無い。


Mar.3,2001 (Sat)

 今日は桃の節句です。

 森博嗣の「月は幽咽のデバイス」を購入。以前のシリーズはそこそこ面白かったのだが、どうもこの次のシリーズは最初の「黒猫の三角」以外はかなり退屈な内容である。まぁそれでも取りあえず休み時間一日分の暇つぶしになるので買っている次第である。このような惰性的に小説を読む事は少ないのだが、何故これに限っているのだろうか?私自身もよく分からない。

 ついでという訳じゃ無いが、「エクセル・サーガ」7巻を購入。6巻でかなりテンションが下がっていたので、少し盛り返したかな?という俺的評価。そいで、同じく「トライガン・マキシマム」5巻購入。まぁ、一度人気が出た後(少年画報社移籍ちょっと前辺りから)であるからして、販売量が多いタイトルになったなぁ・・・と思う。だって、徳間で初っぱなの時は予備含めで5冊も入っていれば良い方だった。内容的にも、序盤の世界を書いていた所から、主人公にズームアップしてきているというと良いのだが、結局なんかアクションというか対決ばっかり。「貴様は○ャンプ系かい!」と言いたくもなる。最初の売りであったガンアクションも少なくなり、キン○マンかの様な人外大決闘シリーズ化している。由々しき事態である。ただ、徳間時代から続くカバー下のおちゃらけはなかなか好きである。

 最近漫画が不作かも知れない。確か遠藤浩輝の短編集2がそろそろだから、そちらに期待する事としようか。


Mar.4,2001 (Sun)

 今日は久しぶりに車校が無い日であった。乗れる時には乗っているのだが、学科教習との絡みで特定の学科をこなさないと乗れないのだ。つうか、殆ど学科教習は受けているのだが、その1つだけ未だ取っていないのだ。だったら「先に取っておけ」と言っておいて欲しかったねぇ>担当教官

 まぁ、進みは早いんだから別にいいかとも思う。

 つう事で、大学へやってきて色々としようと思ったのだが・・・ネットワークがダウンしていて、いきなりやる気を無くす。取りあえず葵2の研究室へ行き、そこのM2と話をする。最近増えた事なのだが、フラッとその研究室へ行き2時間3時間話をして帰るという事を繰り返している。話が続くんだよ、とにかくね。そんで、yui(中国人男性Dコース)さんも居れば、中国を絡めたお話をする。経済と工業の面から中国を見ると、マスコミが騒いでいる様な内容とは違う中国の成長話ができて面白いのだ。台湾問題に関しては、中国の知識階級(他に良い表現が考えつかなかったから使います)それも外国に居る人の認識を聞けて非常に面白かった。

 面白かった面白かったとだけ言ってもよく分からないと思うが、具体的に書くとやたらと長くなるので却下である。


Mar.7,2001 (Wed)

 今日から京大である3月の学会(例会)に出かける・・・のだが、一部の学生が発表内容を大幅に変えた為に、出発が遅れた。別に学生に罪は無し、発表用のタイトルが時間が無いうちに適当に付けた為に、その後の論文の書き方とのズレを生じた為だ。問題は、前々日になるまで誰も気が付かなかったという点にある。私は秋に2度発表を行っている為に、今回は発表無しである。車校もある事だし、行かなくても良いと言えば良いのだが、なんか研究室内では、私が行くのが当然という感じになっているし、またまた後輩W宅に泊めて貰うので「日本橋に寄ろう」というのもあって、行くことにした。この事で、車校の担当教官からはグチグチ言われたが、気にしない。

 前日、ちょっと遅くまでAOEをやってしまったので、今日は昼近くまでグースカ寝ていた。それは私が学会に関係ないからで、一緒にやっていた後輩Wやtnkさん(後輩Wの指導をしているので)は、朝から教授のチェックを受けていた。11時前頃にtnkさんに電話をかけ、出発の時間を確認。取りあえず研究室へ出て行く。

 13時過ぎ?だったかな、それぐらいに砂上の楼閣県を出発、一路大阪へ。いつもの如く佐用から中国道へ入り、池田で降りて阪神高速へ乗る。時刻は夕方、環状がシャレにならん時間帯である。夕陽丘で降りそのまま日本橋へ、時刻は大体6時前である。適当なパーキングへ車を入れ、まずはBus&Tugへ。ここはリースアップの機械を取り扱ってる店で、モノによってはかなり状態が良いのでよく利用している。tnkさんのお目当ては適当なノートPCで、私は何かよさげなものがないか物色・・・。と、ワークステーションの所を見ていると、なんとSUNの重箱が50%OFFになっているでは無いか!これは大変と、幾つかに目星をつける。


Mar.27,2001 (Tue)

 途中経過無しでいきなり始めて済みません・・・やっぱり忙しすぎると人間、日記も書く気がしないという事でしょうか?色々とイベントがあったにも関わらず、忙しさ故にかえって書くことが出来なかったです。

 私はと言いますと、とうとう越前に戻りました。今日は色々とやることが在ります。まず転入届と免許証の住所変更、そいで荷物の整理とか払い忘れていた電話料金とかそういう雑多な片付けその他。

 昼前に親父に車を借りて役場に行く。いつもの車庫では無く、広い方の車庫に入れてあるので出しやすくて良い。このいつもの車庫というのは、すげぇ昔に造られたものなのでやたらと狭いのが難点である。で、広い方の車庫というのは、兄貴が車を購入したのと同時に造られた車庫で、3ナンバークラスが2台入る程度の広さがある。しかし、トヨタのアバロンどころか、クラウンは2台入らない。所詮5ナンバー枠を多少出た車しか入ることはできないのだ。しかし、それでも屋根付きの真っ当な車庫で在ることを考えれば、都市部の人から見れば贅沢な車庫である。しかし、未だこの場に入る車は無し・・・。哀しいとはこの事だ。

 この日はとにかく、細かな事務処理ばっかりだった。まず、午前中は親父が車を使わないという事で、親父から車を借りて役場に行き、転入届けや年金絡みや印鑑登録等々、色々と処理。昼にうちに戻って飯を食うと、腐れ縁の友人Tに頼んで免許の住所変更へと行った。なんか免許更新の人間が多かったせいか、多少待たされた後に終わる。しかし、これで大体の事務処理が終わり、後は特に重要な事もない。う〜ん、先に書いた内容とはなんかずれている気がするが、気にしない。

 その後、腐れ縁の友人T宅にて昼間っから酒を喰らう・・・。まぁ、最後のダメ人間的所業とも言えよう。グビグビとボトルを空けるものの、それほどの量には至らなかった。やはり歳をとったという事か?


Mar.28,2001 (Wed)

 今日は栄えある?出勤第一日目である。といっても、三月中は試用期間でも何でもないバイト扱いな期間なので、コレはコレでウンザリもする。

 朝は早めに起きて、日本一高い私鉄である京福電鉄にて越前市街へと出る。そこからバスに乗るわけだが・・・コレが連絡が悪い。始業時間というか、指定された時間ギリギリかという時間にしか到着しそうに無い。覚悟を決めると、目的のバス停を降りた直後私は走り始めた。幾ら研修と言えども、第一日目から遅刻では恰好どころか、面目が立たない。幾ら何でも私はさいしょっから「会社不適合者!」と罵られて平気な人間では無いのだ。とにかく走る、とにかくだ。

 案の定というか、しばらくすると息が切れ、気持ち悪くなってきた。更に未だインフルエンザの時に痛めた喉というおまけ付きである。苦しくないハズが無かろう。しかし、そのかいもあって何とか時間丁度に会社に行き着く事が出来た。

 問題は明日からで、合同の研修が終わらねば、出勤簿がイントラネット上で付けられないとの事。つまり、出勤したらいちいち総務まで出向いて出勤簿を付けなければならないのだ。ということは、今日の時間では、明日から出勤簿を定刻までに付けることは無理ということだ。田舎の電車の時刻表がどんなものかご存じだろう?さすがに某所とは違い一時間に最低2本はあるのだが、7:30に乗っていたのをもう一本早めるって事は・・・。すげぇしんどいよ・・・(-_-;)

 で、今日は何をしたか?ってぇと。「マナー教育」という研修項目である。なんか妙なビデオ見せられて、それについて適当なグループ討論させられて。後は、敬語の使いかたの教本見せられて、挙げ句ペーパーテスト。あ〜イヤだイヤだ。特に敬語の話しになるともう面倒。確かに使えないとマズイのは確かなのだけど、気が重いよ。まるで中学校の授業みたいなんだもの。

 そいで、後やった事ってのが、社外文章の書き方。そして、明日はいよいよ”名刺の渡し方”である(笑)ああ、とうとう私もこの時が来たか・・・。


Mar.29,2001 (Thu)

 さて、初めてづくしな勤務(?)二日目である。今日はマナー講習の二日目で、名刺の渡し方や電話応対である。名刺はともかく、電話応対は勤め人として最も重要なところなので、結構考えさせられる。憶える項目というか、標準スキルとして身につけるまではなかなか緊張を強いられるかもしれない。

 最初は”名刺の渡し方”であった。さぁ!名刺支給か?!と思ったら、見本でやれとのこと。名前の所には『○×太郎』(○×は私の勤め先の名)『○×花子』とご丁寧に書き込んである。そして笑えることに、メールアドレスまで『mihon@***.co.jp』としてある始末。聞いたところだと、開発の人間が多いので出張の時に初めて名刺を貰えるとの事。新入社員の名刺ぐらい支給せぇってぇの。はたして経済感覚があるのか、ただ単にケチなのか、追って分かる事であろう。

 そいで次はまた細かい事をやっていたのだが、ホントに細かいのでパス。次にでかいのは、先に書いた電話応対である。まぁ、かけてきた相手にとっては電話に出た人間が会社なのだから、かなり重要な項目の1つである。とは言え、実際に電話を使い様々なシチュエーションを付加しながら続けてゆくと、殆ど悪ノリの状態へと突入。例えば私が社外の人間として外線からかけてきたシチュエーションでは・・・

相手:はい****(会社名)でございます。

私:わたくし篠原と申しますが、中田さんをお願い致します。

相手:申しわけありませんが、どちらの篠原様でしょうか?

私:あ、申し遅れました。わたくし「天下一の会」の篠原と申します。

相手:天下一の会の篠原様ですね、少々お待ち下さい。

〜保留時間〜

中田:はいお電話変わりました、中田です。

私:お世話になっております。天下一の会の篠原でございます。

中田:申し訳在りませんが、わたくし「天下一の会」という団体を存じませんが?
   どのようなご用件でしょうか?

私:今回は中田様へ、当団体のお薦めしております「幸せの壺」のご購入の案内を
  さしあげた次第でございます。

中田:申し訳在りませんが、そのようなご用件はお話しかねます。

私:そうですか、残念です。

中田:済みません、これにて失礼いたします。

私:失礼します。またの機会がございましたら・・・。

 という、非常に無駄に実践的な練習を行った。問題があるとしたら、「天下一の会」というあのネズミ講で一時代を築いた団体名を、あまり知っている人が多くなかったという事だ。因みに「天下一の会」は最後は宗教じみた団体であったが、元々は保険業務めかしたネズミ講が生業である。断じて幸せの壺は売っていない・・・・・と思う。

 せっかく考えたネタなのだが、周りの人はあまり笑ってくれなかったのが残念。この後細かいネタを他の者もやりだしたが、ここまで逸脱しているのは私くらいか。いや、まだ会社の人には私の本性というか、コアはバレていないはずなのだが、こういう小ネタに精を出す人間と思われても仕方がないかも知れないね。なんせ、普段の電話からやってるんだからしょうがない。

 まぁ、こんな感じで研修は進んで行くわけで・・・。

 今、新人の間で特に強く感じるのはヤニーズが少ない事。常時吸う人間が4人程居るのだが、1人は女性で吸う日と吸わない日がある。で、野郎3人が確実に吸うのだが、その3人の1人が当然私なのだ。現在研修中であり、自分のデスクも無い上に、配属先が決定しているだけで配属されてる訳でも無いし、なかなか社内で所在ない存在なのだ。そういう人間であるが故か、とにかく喫煙所なんかでは肩身が狭い。

 先日駅前の古本屋にて、小松左京の『日本沈没』新書版上・下を\200にて購入。行き帰りの電車にて読むこととする。なんつうか面白いわコレ。奥付を読むと、昭和48年8月15日第188版発行とある。初版が昭和48年3月20日である事を考えると、当時初版が出てから増刷に次ぐ増刷である事が想像できる。大昔騒がれたベストセラーは、確かにベストセラーであったのだろう。なんせ、今読んでもグイグイ引き込まれる感覚があるのだ。個人的な感想では、同じ海洋モノである程度のSFという点から『ソリトンの悪魔』がこれに通じるのかなぁ・・・とか思った。ただ、当時の映画は観るまいと思いもしたけどね。


Mar.30,2001 (Fri)

 今日は入社式の日である。でも、午前中は今までと同じくマナー教育がある。しかし、半日というか午前中だけなので、大したことは無かった。

 問題は午後からで、近くの某TV局のホールを借りて入社式があった。社長のクソ長い祝辞の後に、新入社員全員を壇上に上げ自己紹介をさせられた。微妙な立ち位置の関係で、思わず自分が先頭になってしまう。

 ・・・・マズイ、トップは無いだろうから、誰かの聞いて適当に考えるつもりで居たのが裏目に出てしまった。しかし、そこはそれ適当な言葉を繋いで切り抜ける。

 入社式が済むと、続いて記念講演があった。講演者は某病院長で、演題が「ストレスなんかこわくない」というもの。いわゆる精神科の人で、心の病気を扱っている人である。とか断言しておきながら、これは本人が暴露したのだが、実はこのひとの専門は脳神経外科だと言うのだ。脳や神経が大好きで、自分は手術開始から3分で頭骨を空け脳を露出させる事ができると自慢していた。確かに早いが「生きた人間でそんな時間でやっているのか?」と聞きたくもある。そいで、人間の脳の断面標本を持った唯一の個人病院の医師でもあるとか言っていた。もちろん自分でパラフィン漬けにして切断して造ったとの事。何というか、典型的な変人かも知れない。

 とにかく聞いていて感じたのは、外科というか解剖学的下地から精神面へのシフトを果たしただけも、なんかこう妙な感じがあるのだ。そういうせいか、一向にストレスの事に向かわずに、やたらと長く専門的な内容を話していた。いや、私としてはもっとそっちの系統の話を聞きたかったのだが、結局途中で切り上げてストレス方面の内容に移ってしまった。

 記念講演が終わると、懇談会とかいって役員と新入社員が会議室に入り、またプレッシャーをかけてくる。今度は「抱負を語ってください」とか言うし・・・。しょうがないので、大体次の様な内容を話した。

 「この度***に配属になりました、***です。この春、砂上の楼閣大学を卒業しました。私の少ない経験の中でも、プロフェッショナル・・・プロの仕事を見る機会が何度かございました。プロの仕事というのは、正確に、そして期日に間に合わせるのは当然で、そこから更に”早さ・美しさ”があります。私は常々このプロの仕事というものに憧れていまして、そういうプロの仕事が出来るよう精進して行きたく存じます」

 ってな内容を話した。他の者が「色々とご迷惑をおかけしますが・・・」とか「よろしくご指導下さい・・・」とかいう内容を必ず盛り込んでいたので、返って自分の言った事が浮く浮く。

 まぁ、そんなこんなで懇談会は終わった。

 定時で終わり、新入社員で晩飯を喰いに行くことになった・・・まぁ、せっかくかどうかはともかく週末だし良しとしよう。

 そいで、飯の前後に話をしていたのだが、やっぱりいつもの通りに話をひたすら続けていると・・・同じ部署に配属になった女の子から「ねぇ・・ヲタクでしょう?」といきなり面と向かって言われる。うるせぇよ!よけいなお世話だ。ちょっとモノ知っていると直ぐコレだ。だいいちさぁ、言い方から既に蔑称なんだよ、それじゃぁさぁ。

 とにかく同期の連中に私の正体がバレるのは時間の問題だと言うことだろう。


Mar.31,2001 (Sat)

 はじめての・・・というか、単に週末で普通に休みがきただけだ。
 今日は、車を見に行く予定である。なんつうか、そのためだけに兄貴を京都から呼びだした。普通に帰って来ると思いきや、結局帰ってきたのは深夜である。

 で、結局というか昼から見に行くことになった。兄貴が大学時代から世話になっている中古車ディーラーの人に探すように頼んでいたのだ。で、行ってみてどうかと言うと、車そのものは無いと言われる。理由は何処に在ろうが「引っ張って来れる」という事だった。まぁ、別にそれはそれで良いかとも思うが。なんか、前に電話かけた時には「ああ、あるある」とかって言って無かったか?どうもなぁ・・・とグチグチ思ってしまう。

 取りあえずはお話をする。そして、他の中古車屋に現物を見に行く。状況の確認も在るが、場合によれば他の店の車でも引っ張ってこれるからだ。取りあえず二三件回るが、あまり良いモノがない。絶対的にMT車が少ないのが意外であった。 結局どうしたかというと、適価なモノをオークションから引っ張って来る事になった。オークション流れを買いたたくという手に出たのだが、思った程の安さにはならなかった。しかし、市場価格からは・・・・・。


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