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過去の日記



[行間を読め!]

Sep.3,2005 (Sat)

コンスタンティン

『コンスタンティン』
監督:フランシス・ローレンス
主演:キアヌ・リーブス
 
 え〜なんつうか、おなじみキアヌ・リブーブスの人外アクションです。
キリスト教ネタなハリウッドアクションは多いが、アメリカ人も結構やるというのが分かった貴重な作品だ。
元ネタというか原作が「ヘルブレイザー」ってアメコミらしいのだが、キッチリとアンチヒーロー系な内容だ。
とにかく主人公がイイ!ヘビースモーカーで末期肺ガンの癖に医者に「助けてくれよ」なんて言いやがる。
地獄に行きたくないもんだから、せこせこ悪魔狩りしながら神様の点数稼ぎな毎日!
それに、使う武器が素晴らしい!
聖なるショットガン,聖なる火炎放射器,聖なるメリケンサック!
極めつけが中指立てて天国に召される主人公!
腹がよじれるくらい笑った笑った♪
いや、ここ最近本当に笑えたハリウッド映画が無いからなぁ。
単純に「すげぇ♪」と楽しく見ることができました。
 
ひとこと最後に言うならば・・・悔い改めてガムなんか噛んでんじゃねーよ!主人公!
タバコ吸え!タバコをよぉ!
 
単純にお勧めです(笑)

ナショナル・トレジャー

『ナショナル・トレジャー』
監督:ジョン・タートルトーブ
主演:ニコラス・ケイジ
 
 みんな大好き"お宝もの"なハリウッド映画です。
テンプル騎士団が入手してフリーメイソンが米国内に隠した莫大な財宝を・・・。
まぁ、歴史的経緯のあたりにつきましてはフィクションなので突っ込まない事にしよう。
モルモン教もそうだけど、米国人はなんでもかんでも国内に集めたがる気がするなぁ。
まぁ高々200年ちょっとの国なんで、しょうがないっちゃしょうがない。
 
 ディズニーの配給らしくドンパチがある割に人が死にません。
最後の方で1人「あ、死んだなコイツ」程度の内容しか出てきません。
だから、過剰反応気味な神経症っぽい親御さんにも安心です。
財宝なんて大抵がまともな入手経路ではありません。
英国の上前を撥ねた様な財宝を隠すってのがねぇ・・・。
 
 フリーメイソン自体は日本ではいかがわしい秘密結社として登場する例が多い。
ネタによっては、KKKと勘違いしているものまである始末だ。
だから映画中に出てくる固有名詞には違和感を感じる人も多いんじゃないのかな。
 
 ともかくもだ、トレジャーハンティング系の映画は好きだ。
ロマンシングストーンとか、レイダースとか、お宝冒険活劇が大好きだ。
やっぱりガキの頃にドキドキしながら見た体験が効いてるんだろうな。
アメリカ国内史の中で探してるせいか、微妙にスケールが小さいが面白かった。
こういう単純に楽しめる映画はこれからも出続けて欲しいな。

ホワイトバンド

 どうも世間ではおされアイテムとして認知されているようだ(w
それとですね、ホワイトバンドをする事が社会貢献だと思っている人が多いです。
ホワイトバンドは政治活動のキャンペーンアイテムであって、ホワイトバンドしても社会貢献にはなりません。
なんか激しく勘違いしている人が多い様な気がします。
主催団体(NGO)側としてもかなり流行っているので、積極的に訂正するつもりは無いようです。

 今日、街でホワイトバンドをしている人を見つけました。
意外にそこかしこで見るのですが、高校生〜大学生程度の若者が絶対多数です。
日本の若者の政治的な意識向上は喜ぶべき事かもしれません。
でも、赤い羽根共同募金と同じだと思っているんじゃないかと疑ってしまいます。
いや、いや、いや・・・日本は若者から再生するのです!そんな事はないハズです。

きっとそうだ!・・・・・・・・・・・・と思います。


Sep.10,2005 (Sat)

タイヤ交換

 145のタイヤ交換をして300kmくらい走ってきた。
結果は上々というか、これまで履いてたのがダメダメだったという結論。
ブリジストンのGRID2→Playzに換えたのだが、GRID2自体がカタログ落ちして久しい(=かなり古い)ので最新と比べるのが可哀相。
特にクラックが見える程ゴムが変質したGRID2に比べ、NVH(騒音振動対策)性能が全然違う。
それでも、エンジン音は相変わらずガンガン聞こえるのは車のせいなのでおいておく。

 →Playz[Bridgestone]

 特に違いを感じるのはステアリング側の振動がやたらと減った事。
アライメントを修正したというのも多少関わるかも知れないが、ステアリングへの余計な入力が減って楽になった。
路面の感触はキチンと入って来るので、やっぱりタイヤが古いとダメだな。
Playzにひとつだけ難点があるとすれば、左右非対称であること。
これによって実現された機能もあるだろうけど、タイヤのローテパターンが限られるなぁ・・・。

  • Bridgestone/Playz[195-55/15]×4本
  • 窒素ガス充填(\0:サービス)
  • アライメント計測(G-SWAT)
  • アライメント修正

 というコースで\74kかかった。
決して安くは無いが、高くも無いというもんだと思う。
予算の関係上ショック交換は今回は見送った。
年明けくらいにやろうかと思う。


Sep.19,2005 (Mon)

カミソリ後藤田

 2005年9月19日・・・後藤田正晴が亡くなった。
政治の第一線からは退いているが、官僚として政治家として記憶に残る人物だ。
あさま山荘事件当時の警察庁長官であり、中曽根内閣の官房長官というのが印象的かな。
旧内務官僚で、戦後も自治省や警察庁を渡り歩く。
どんな人だったか?というには伝説が数多い。
読み物としては、佐々淳行の著作『わが上司 後藤田正晴 〜決断するペシミスト〜』が丁度良い。

 よく評されるが、後藤田は徹底したリアリストだ。
「一国平和主義がなぜ悪い」と言い放つ後藤田の考えは非常に共感できる。
刺激的な所だけを取って出すと凄い事になるのだが、インタビューその他の主張は理路整然としている。
ハッキリ言ってイメージ戦略中心の現在の政治家なんかとは比べようも無い論を展開する。
そういう意味で凄く頼りに出来る政治家だったのだが、選挙民にはウケは良く無かった。
実際、最初の選挙には失敗しているからね。

 ともかくも体制側より戦後を支えた大きな個性が亡くなった。
90過ぎてたんだから大往生と言うべきだろうが、惜しい人をなくしたものだ。


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