| Top | BBS | Link | Mail | 最新日記 | Topic |



[行間を読め!]

Nov.1,2006 (Wed)

あえなく撤退

 以前この記事では某国内企業としておいたが、撤退するという事で晒した状態で話を進める。

 →オリコン、パソコン向け音楽配信から撤退[日経Net10]

 以前に書いた「アップルなんかに負けない強みがある〜云々」と言ったサービスが、アップルとの競合に敗退した。
市場調査によるコンテンツマネジメントビジネスの先駆者だとか、アドバンテージだとかを宣伝したわりにあっけないものだ。
そもそも懐疑的だったのは、オリコンがコントロール可能なのが、購入動機の提供および購入サービスだけだったから。
目に見えてかつ毎日を共にするハードウエアや楽曲の管理ソフトは全くの他人任せ。
開始時点では強気の発言が目立ったものの、数億の赤字を抱えて敗退したビックマウスという結果だけが残った。
携帯電話向けは継続するそうだが、こちらは閉じた世界っぽいので利益はそれなりなんだろうなぁ。

 南無・・・。


Nov.5,2006 (Sun)

リアフォグの玉切れ

 1ヶ月程前にリアフォグ左側のランプが切れた。
致命傷でも何でも無いので、次の入庫まで・・・と思ってほったらかしにしていたら右側も切れた。
という訳で、現在フォグランプを点けてもフロント側しか点灯しない状態だ。

 越前に持ってきて車検を通してからそろそろ1年が経ちます。
車検をお願いした所から、法定12ヶ月点検の案内という名の営業が来ていたので「そろそろ1年かぁ・・・」てなもんです。
因みに知らない人向けに言っておくと、12ヶ月点検は法令によって定められたものです。
しかしながらこの法律は「使用者が12ヶ月毎に点検しなさい」と言っているので、金出して店にやって貰うのは車検と同じです。
車検と違って拘束力や罰則規定なんてものがありませんから、やっていない人もたくさん居ます。

 エンジンオイル交換のタイミングでもありますから、12ヶ月点検含めて一気にやります。

  • 12ヶ月点検
  • エンジンオイル交換(フィルタ込)
  • ミッションオイル交換
  • クーラント交換
  • リアフォグバルブ交換

Nov.8,2006 (Wed)

工人舎

 ワールドビジネスサテライトで露出したせいか、それなり話題になっているサブノートPCがある。
そのPCが昨日(11/7)から予約開始された。
実機の発売&発送開始は12月1日からになるそうだ。

 →工人舎、7インチ液晶とGeodeで8万9800円のミニノートを発売[ITmedia]
 →工人舎、7型ワイド液晶搭載の小型ノートPC[PC Watch]

 何処が見所かと言うと、サイズと価格だ。
B5サイズノートPCでは無くて、今の実装技術に基づくサブノートPCだという点がスバラシイ。
それに大手ベンダの小型マシンにありがちな高価格商品では無く、販売価格が10万円を切っている。
もちろんこれは、最新トレンドな技術を突っ込んでる訳じゃ無いからこその価格だ。

 まず、CPUが家電,セットボックス向けチップだったりする。
採用されているのは、AMDの"Geode-LX800"というチップで、当然ながらx86互換チップだ。
私の世代の人ならばCyrix社のMediaGXプロセッサの系譜だと言った方が通りがよいかも知れない。
こういう形(PC製品)で再びMediaGXを目にするとは思っていなかった。
(※Geode自体は統合チップの為のブランドで、Athlonコアを採用したGendo-NXという製品もある)

 →工人舎のミニノートPCを分解して、見た![ITmedia]

 →工人舎の8万9800円ミニノートPCを試す[ITmedia]

 レビュー記事ではDVDのVOBファイル再生がまともに再生できなかったとしている。
Mpeg4ファイルならば、それなりに見れるのだろうが実際に試したというレビューが無い。
私としてはGyaoとかShowtimeのストリーミング画像がそれなり見れて、VGAサイズのDivXファイルが正常再生できれば良い。
サブノートPCとしては十分な内容なのだが、自環境の最低限のハードルは上記の通りだ。
実機を購入した人がメディアファイルの再生テスト結果をネット出してくれる事を希望する。


Nov.12,2006 (Sun)

12ヶ月点検

 12ヶ月点検をやってきた。
今回のメニューは、12ヶ月点検項目とエンジン&ミッションオイルの交換とクーラント交換だ。
エンジンオイルは[SELENIA 20K for Alfaromeo]という純正オイルを選択。
因みに言うと、並行輸入版なので地元ディーラーの標準オイルになってる[MOTUL 2100]と値段的に変わらない。
ミッションオイルは[MOTUL GEAR 300]で、コレはちょっと高めのを選択してみた。
コレも並行モノなので、国内定価の半分程度の値段だ。
クーラントは工場が使ってる汎用品にした。
エンジンオイルの次くらいの交換頻度なので、高級品を入れるつもりはない。

 正規版と並行版はローカライズという点で明確に違う。
やれ並行輸入版使ってガッカリしただの、性能が出ていないだの言う者も居る。
それは事実だと思うが、その違いを明確に数値化して出している人間もまた居ない。
スポーツ走行やバイクであれば違いを実感できるレベルだとは思うが、生憎と私は生活と余暇にしか使わない。
一般的な交換サイクルよりこまめに交換するので、並行品という事を気にしていない。
ついでに言っておくと、並行モノを買うにしても製造年月日はチェックする必要がある。
表記が無いのはパチ物と断定していいし、倉庫で長年寝たヤツを出すショップは避ける。

 定期メンテはともかく点検の結果だが、リアブレーキパッドは要交換との結果。
今回使った工場では業販の発注ルートが無いので、「どうしましょう?」とか言われた。
ブレーキパッドについては、ちょっと悩んでいる・・・。
 それというのも、フィーリング改善の為にステンメッシュのブレーキホースを入れたいと思っている。
が、その工場ではアルファのブレーキメンテはフルード交換の経験しかないのだ。
ついでに言うと、フロントのディスクローターは段付き磨耗してるのでぶっちゃけ交換したい。
パッドもダスト&鳴りの少ないタイプにしたい・・・つまりは、金がかかるという事だ。
作業自体はディーラーの方で、パーツ持込でやって貰うのが確実。

 今日明日中にどうこうという訳でもないが、今年中には決着させたい問題だ。
今度ディーラーのサービスマンに相談しに行こうかと思う。


Nov.14,2006 (Tue)

JavaがGPLライセンスを採用

 →Sun、GPLライセンス採用を正式発表[ITmedia]

 "そのうちやる"とは聞いていたが、GPLで公開というのは考えて無かった。
SolarisのライセンスはSunの独自形式だったせいかも知れない。
今現在Javaで開発をやっている身としては、なかなかにでかいニュースだ。

無防備地域宣言

 →無防備地域宣言をめざす大阪市民の会[オフィシャル]

 ↑という人たちが、この度↓以下の本を出版するそうです。

 →漫画で分かる"無防備地域宣言"平和願って出版[大阪日日新聞]

 この運動自体は知っています。
正直なところ、まじめに守られた事が殆ど無い条項にどこまで信用がおけますか?
因みにこの条項が機能した例としては、旧日本軍がマニラを攻撃しなかったというのぐらいしかありません。
マニラ占領後は、逆に日本が無防備地域宣言しましたが、米軍はガンガン爆弾投下しました。
この他、無防備地域の宣言をした都市がいっぱいありますが、殆どが難癖つけられて攻撃されてます。
平和を祈る一市民がよりどころにするには、あまりに信用が無い条項です。

 それに・・・ジュネーブ諸条約は戦時国際法です。
戦争を抑止するとかそういう話では無くて「戦闘行為(戦争)になったらこうだよ」という条約です。
もし無防備地域宣言した都市に敵が攻めて来て、その攻めた側が戦争に勝利するとどーなるでしょうか?
戦闘員が居ただの、軍施設は存在しただの、○×地域は軍の支援をしただのという証拠がでっち上げられます。
宣言を行っていたとしても条件を満たしていないという事で[反証存在 → お咎め無し]です。
では、攻めて来た側が敗北したらどーでしょうか?
国際法違反で訴える事が可能で、相手国が国体を維持していれば賠償請求となります。
でも攻められる事に代わりはありません。

 

 もう、お分かりですね。
戦時国際法に攻撃禁止の拘束力なんてものはありません。
攻撃されるされないは、その地域が戦略上どのような価値を有するかという一点のみです。
本条項が守られるかどうかは抜きにしても、無防備地域宣言というのは戦闘状態を地域単位で避ける為の手段です。
決して戦争を抑止したり、戦争拒否の意思表示に用いるものではありません。

 私には無防備地域宣言が平和の為に一体どのように役に立つのか理解できません。

 

 

【おまけ】
戦時下で大阪市が無防備地域宣言をしたとしましょう。
大阪市内を軍需物資や軍そのものが通過する事は、無防備地域条項に反しますので軍は通れません。
つまり、JRの各路線や私鉄、国道や名神高速も軍は使えません。
東西の流通ハブともいえる地域が無防備な状態で晒されます。
あなたが近畿地域に攻め込む軍隊の指揮官であればどうしますか?
私なら空白地帯にいきなり部隊を展開し、東西の分断を維持しつつ各流通網を掌握します。
え?無防備宣言した地域ですって?そんな事は戦争が終わってから考えればいいのです

鷹見一幸

 「でたまか」の作者。
この著者の既刊ラノベを集めて読んでる所だが、未だ手に入らないのがある。
それがこれ↓

 →時空のクロス・ロード最終譚__一番列車は朝焼けに[Amazon]

 時空のクロス・ロードシリーズの外伝本みたいなヤツだが、ユーズドの価格がおかしい。
現在は\1800まで落ちてきているが、以前は\2600が最低価格だった。
大して売れても無い電撃文庫の中古書が、何故にプレミアム価格?・・・理解に苦しむ。
近くの古書店やBookOFFにはいつまでたっても入荷しない・・・するわけ無いな。
しかしながら、そんなに希少本か?というと、そうでもないみたいだ。

 電撃文庫はマイナー出版社の漫画単行本以上のペースでラノベを供給している。
人気が出たりアニメ化でヒットした過去作品だと、中古も比較的手に入りやすい。
別に新品で店頭にあるなら新品で買うが、そっち系の店舗でも無い限り電撃文庫を大量在庫する店なんて無い。
一般的な書店での扱いは、続刊中もしくは増刷したもののみ並んでるだけだ。
長野市在住の時には、ドライブ兼ねて5店舗くらい中古書店を回れたからかなり遭遇率が高かった。
ところが越前だと回れても3店舗ぐらい、加賀や小松まで伸ばしてようやく5店舗というところ。
しかも、長野ほどスムーズな巡回ができず悩ましい。

 3ヶ月程経てばAmazonの価格も下がるとは思うので、もうちょっと待ってみる。


Nov.15,2006 (Wed)

ぬこ

ぬこ様

 昨日、実家で飼っていたネコが死んだ。
私が帰宅するほんの一時間前の20:30頃に死んだと母親から聞いた。
我が家にやってきたのが16〜17年前だから、大往生だと思う。
ホンの数日前までは普通にしていたが、ここ数日の冷え込みで体調を崩したと思ったらあっという間だった。
元々は近所に捨てられていたネコで、その後4匹の子供を生んだ後に去勢、子供達は10年以内に色んな理由で死んでしまった。
最も多い時期で9匹のネコが居た。
他所から見たらまんまネコ屋敷で、我が家にわざわざネコを捨てるヤツが出る始末だったほどだ。
そんな猫達も、病気,事故,行方不明などで居なくなっていった。
そしてその最後のネコが死んだ。

 母親はもうネコは飼わないと言っている。
寂しいが、あまりに多くのネコを見送ってきたのでもうやめにするとのこと。
次にネコの居る生活をすることがあるかどうかはわからない。


Nov.17,2006 (Fri)

パソコン欲しい病

 冬場になるとパソコンが欲しくなる病にかかって早10年。
InterLinkの後は高機能PDAで我慢していましたが、それも終わりを迎えます。
以前から考えていた事ですが、FlyBook_V33iのようなミニノートが欲しかった。
CEATEC 2006で見て以来「ああいうミニノートが欲しいなぁ」と思ってきた。
が、日本での発売が思ったより遅かった・・・というか、追加情報が無いのだが本当に発売したのか?
とかなんとかやってるうちに、企業向けブランドのLIFEBOOK[FMV-P8210]が個人向けLOOXブランドになった。
「でもまぁ、3G通信はともかくもBluetoothが無いし・・・」とか思ってたらモデルチェンジするし。
新しいモデルでは、ワンセグチューナとBluetoothを積んで液晶解像度が上がって、CPUが最新化された。
という訳で、富士通は完全にFlyBook撃墜体制を整えていましたとさ。

 加えてだが、[富士通 WEB MART]では現在アンケートクーポンによりカスタマイズモデルは16%引きになる。
そんな状況だったので、LOOX_P70T/Vを発注してしまいました。
「ユーザが買い支えてこそ!」なんて言ってたが、同系統製品でガチンコ勝負になったら開発速度は大企業に負けてしまう。
価格帯が同じ,使用部品に一世代の格差,液晶解像度も高い、となれば自明な結果ではなかろうか。
大企業のベンチャー潰しとも言えるが、売れると踏んだ時の大企業の怖さというものだろうか。

 

 さて、暗い話題はこの辺でおいといてだ。
私用ベッドサイド端末&モバイル用としてサブノートの導入を1年くらい検討していた。
現在はThinkPad_240Zで代用しているが、いかんせん古い機械なので最近のコンテンツ閲覧はつらい。
VGA解像度のDivXファイルを再生すると激しくコマ落ちしてしまう。
YouTubeでは再生時に操作するとアウトだ。
Gyaoに至ってはsmallでないとまともに再生できない。
DVDなんぞはもってのほかだ。
そこで、ベッドサイドで使える機器としてミニノートorサブノートの購入を考えた。

 まず考えたのは、復活したlibrettoだった。
実際に店頭で触ってみた感触は単純に「小さすぎる・・・」というもの。
アキュポイントの位置が不自然、WXGA解像度は良いが7.2inchはちょっと勘弁なサイズ。
とてもじゃないがブラインドタッチは不可能。

 次に注目したのは、CEATEC JAPAN 2006で見たFlyBookだ。
内容は申し分無かったものの発売時期が不明瞭だったし、個人輸入する気はまったく無かった。

 その次に考えたのが、FMV-P8210だ。
FlyBookと同じくターンスタイルを実現したサブノート、法人向けであるが日本製でサポートも受けられる。
が、こいつはこいつでBluetoothが本体に実装されていない点が致命的であった。

 そこから時間を空けて、VAIO type Uの最新版がリリースされた。
ミニノートやサブノートでは無いので本来なら選考外なのだが、そのサイズとスタイルに注目した。
店頭で触ってみた感触は「あかん・・・小さすぎて論外だ」というもの。
キーボードがかなり押しにくい上に、ベッドサイドでのメディアプレイヤーとしては画面が小さすぎだった。

 こうして悩み失望して情報を集めなくなり、秋になり冬になってしまった。
そんなときに秋冬モデルとしてLOOX P70T/Vが出ていた事を知った。
しかもカラーリングが黒系統にまとめられた(←※ここ重要)。
FlyBook以降は全てタッチパネル液晶ということで、ペンオペレーションが出来る製品が欲しくなっていた。
こういう流れで、今回の発注に至ったのだ。

 発注は1週間前、土曜の午前中指定したので明日やってくる予定です。


Nov.27,2006 (Mon)

核議論

 核武装議論があっち行ったりこっち行ったりして、ひとまずは落ち着いた?のか・・・ちょっと下火気味かも。
単純に考えれば「核武装の議論すらしてはいけない」という主張はクソほどの価値も無い意見だと思う。
武装した場合に日本の立場はどう変わるか?すらも分からない状態で判断なんて出来る訳が無い。
北朝鮮の核実験が契機とはいえ、日本が安易に核武装に流れるものではありません。
しかしながら、国外からの視点は異なります。

 日本は国内外に約44t(*2005年末時点の政府発表では、国内=6t 国外=38t)のプルトニウムを保有しています。
単純計算しますと、長崎型原子爆弾(*10キロトン程度の威力)5500発分に相当する量です。
核保有国以外でここまでの量を保持しているのは日本だけです。
コレを外国が見ると「NPT加盟国なのに何をやってるんだ?」という疑念を生じさせます。
 この疑念というヤツは大きく2つあり、

1.大量のプルトニウムストックはテロリストへの流出の危険性を高める!
2.NPTから離脱し核保有国へと転換する意志があるのでは無いか?

 というものです。
2003年に日本はNPT強化を行う事を表明しましたが、現状は増えるばかりという状態です。
更に、日本は固体&液体燃料ロケット技術を保有しています。
液体燃料ロケットは静止軌道への衛星投入能力があり、固体燃料ロケットに至っては高精度の制御技術を持っています。
いずれも外国の技術では無く、純国産にて達成しているものです。
これらの状況が、通俗的に言われる「日本の核武装は90日間で完了する(*実際の所、戦時体制下でかつ限定的なチームに強権を与えない限り絶対的に無理な日数)」という戯言の裏付けとされてます。
ま、実際の所ではM-V系は転用可能だとしても、関係者がことごとく協力拒否するだろうけど。

 日本が核武装する必要性があるのか?

 日本が核武装した場合に得られるものはなにか?

 日本が核武装する段階で、どれだけのコストがかかるのか?

 日本が核武装した場合に国民の理解を得られるのか?

 そういう諸々の事をハッキリさせる為に議論する事は悪ではありません。
また、国外から核武装について議論する事に干渉される言われもありません。
議論の否定や拒否は思考の硬直であり、自由意志を制限するものです。

 私は何も核武装に賛成ではありません、ハッキリと反対と言えます。
人口密集地に対し投下された核兵器がどのような結果をもたらすのかを知っています。
しかし、盲目的に核平気を拒否する姿勢には懐疑的にならざるを得ません。
世界は明確に核保有国とそうでない国に色分けされています。
隣国には経済的急成長を背景に、領土拡張の野心を明確に保持し覇権の確立を狙う大国があります。
その大国は核兵器を保有しており、目標の一つに東京が入っています。
そういう相手にこそ、核武装議論は有効なのです。

 日本が核武装して得られるものは、大きいです。
しかし、日本が核武装をした際に失うモノは更に大きいと思います。
先に挙げた外国の視点を別角度から見た場合に、次のような意見があります。

日本は核武装する能力を持ちながら、核武装を拒否している。

 これは、憲法第9条および非核三原則の存在から言われる事です。
また、国産技術による原子炉の世界的メーカを持ち、原子力関連技術を持ちながら軍事転用を行わなかった為です。
核保有国からしたら、日本は「核武装する意志を持たない」だけの存在です。
核を持たない国家からは、日本は「能力を持ちながらも核兵器を拒否している」という存在です。
皮肉屋や日本を過小評価する者からは、核武装する度胸の無い国家に写ります。
肯定的に見る者からは、民主的に核武装を拒否し平和を追求する国家と写ります。
前者の様なタイプには、日本国内で核武装議論があるという事だけで不安になる事でしょう。
後者に対しては、最終的な結果が「核武装拒否」であれば言い訳が立ちます。
安全保障の面から、核武装議論というのは非常に有効なのです。

 また、この意見に対し「国益をダシに核武装を弄ぶな!」 という意見が出る事でしょう(*特に朝日新聞。文革の際に中国に残り得た報道機関としては当然か?)。
しかしながら、国益の為に核をダシにしている国家を相手に対等の立場で恫喝仕返す手段が他にあるでしょうか?
外交とはヒューマニズムに溢れる対話ではありません。
戦争の代替手段として始まったのが、欧州式の外交なのです。

 かなり不穏な事を言っていますが、こういう事を言えるのは日本国民が核武装を支持しない事を確信しているからです。
もし国民投票を行ったとするならば、核武装議論は間違いなく容認されると思います。
そして核武装の是非を問うたとすれば、間違いなく否認されます。
これが日本人の標準的な感覚だと信じて疑いません。

 核アレルギー等という妙な表現もありますが、核を拒否する主要国家が存在するのは大切な事です。
世界経済を牛耳る国家群の中で、核兵器を明確に拒否しているのは日本だけです。

 

 長々と書いているが、思考の硬直化こそが悪であると繰り返しておく。

 

【おまけ】
NPTは重要ですが、パキスタンが核保有したのはしょうがないと感じている面があります。
ヒンドゥー教のインドとイスラム教のパキスタンの対立は根深いものがあります。
きわめて民主的に両国間での宗教対立が生じているという、始末に負えない所があります。


Nov.28,2006 (Tue)

イエローバルブ

 145のロービームをイエローバルブに交換した。
北陸の冬は鉛色の空に雨か雪なので、多少は効果があるかな・・・とかなんとか思って交換。
145のヘッドライトバルブはH1という規格になります。
で、手軽に手に入るヤツでH1となると、PIAAのプラズマイオンイエローというのしか無かった。

 →PIAAプラズマイオンイエロー[PIAA]

 で、効果の程は・・・というと、あまりわからんのが現状。
少なくともノーマルと同程度の照度はあるのだが、雨天下でも思ったほどの見易さは感じない。
もっとも、一番長い距離を走るのが8号線なので、交通量が多いという問題もある。
8号を降りた後で、雨天で1台きりで走っていると多少効果を感じるかな。


Nov.30,2006 (Thu)

ジッソーくん死去

 →「ウルトラマン」など演出、映画監督の実相寺昭雄氏が死去[日経NET]

 →「ウルトラマン」演出、実相寺昭雄さん死去[読売]

 →「ウルトラマン」「帝都物語」の実相寺昭雄さん死去[asahi.com]

 実相寺君が亡くなってしまった・・・。
私の年代的には、ウルトラマンより帝都物語の方が印象深い。
最近見た中ではやっぱり「姑獲鳥の夏」の印象になってしまうのかなぁ。
死因は胃がんとのことですが、今時の寿命としては69歳はちょっと早い気がします。
宇宙家族カールビンソンの原住民の元ネタさん達で亡くなった人も多いなぁ・・・と思う今日この頃でした。


Ganerated by nDiary version 0.9.4




| Top | BBS | Link | Mail | 最新日記 | Topic |