Apr.10,2008 (Thu)
◇Mi.To
→ALFA Mi.To[AlfaRomeo.com]
→その名は「Mi.To」、ベビー・アルファの概要ついに発表！[webCG]
→伊アルファロメオが新しい小型車を発表[carview]アルファ・スッドの後継が出るぞ出るぞと雑誌にあったが、1月程前に公式なニュースが流れた。
その名も「Mi.To」だそうだ。
都市名の短縮形(Milano:Mi, Torino:To)と、イタリア語の「伝説 ="mito"」をかけてるそうな。
ご存知の通り、両方共にイタリア北部の工業が発達した都市だ。
ミラノはアルファロメオ、トリノはフィアットの地元だ。
Fiat傘下のアルファらしく、プラットフォームはグランデ・プントから流用(*実際これもGM系プラットホームなんだけどね)される。
纏うボディは8Cコンペティチオーネを担当したデザイナーによるものだ。
エンジンはガソリン，ディーゼルひっくるめて過吸器付き４パターンで95ps〜155psという。
155psというには、グランデ・プントのアバルトモデルと同じエンジンだろう。
一応アルファって事でGTAモデルも検討中との事だが、これはエッセエッセ版と同じ180psチューンの事か？
それともアバルトS2000のNA2Lの270psエンジンなのか？所感を述べる。
前回のクルマ探しの際に、グランデ・プントも視野に入れてたから歓迎できる。
147とサイズ比較すると小さいが、グランデ・プントがそうであるように正直Bセグのサイズをオーバーしてる気がする。
グランデ・プントや147にも共通してるのだが、後方視界があからさまに悪そう。
私はサイドミラーよりもバックミラーを多用する運転なので、この手のデザインが正直困る。
145ではばっちり見えてたのに、147ではヘッドレストが立ってるせいでろくに見えん。
まぁ外せばいいのだが、後席に人を乗せる際には付けなきゃいけないのが面倒。
（※ヘッドレストは保安装備です！転がって屋根が潰れた時にここで止まる場合があります！）Ｇ・プントアバルトの車重が1,180kgで155ps/23.4kg、Alfa147-2.0TSが1,330kgで150ps/18.4kg。
なんとなく似てるが、過吸器により最大出力・トルクの発生回転数がプントの方があからさまに低回転です。
Mi.ToがＧ・プントアバルトから重量増が無ければかなり楽しいクルマになりそう。
しかしまぁ、Ｇ・プントアバルトがだいたい円換算で280万くらい。
価格帯としては、現行MINIのCOOPERと同じになる。
ただしブランド的に考えると、Ｇ・プントは低価格車をベースをしている点が弱い。
つまりは、スペックが同仕様と思われるアルファブランドなMi.Toが競合車となるわけだ。
するってぇと国内価格が見えてくるのだが、現行147と同じく250〜320万円辺りだと思う。
仕様的には147より下位だが、現行MINIと同じくプレミアムコンパクトという売り方だ。しかしまぁ・・・ホットハッチに250〜320万円かぁ。
当然ながらGTAは要らんが、155psモデルが欲しい。
マツダのロードスターの上位グレードを買うと考えるか、RX-8を買うと考えるか。
トヨタのプレミアムハッチバックなブレイドと同価格帯ではある。
しかしながら、国産車だと値引きが多少あるがアルファではどーだろうねぇ。
４〜５年後に、走行少ない良い個体を150万程度で買うならまだ分かる。
国産を比較に出すと、いきなりブルーになるのはいつものことか。欲しいと思うが、条件がひとつある・・・Mi.Toが中国製だったら多分買わない。
ブランドに金払ってるようなイタ車って、中国製になっても日本で売れるのかな？
正直、幻想すら買えないのであれば国産買います。